知らないと損! お米を食べたほうがやせる5つのワケ
【やせるワケその1】お米の糖質と砂糖の糖質は違うんです
「糖質」というと、砂糖などの「糖類」と同義に捉えがちですが、実は違います。糖質には、糖類(sugar)と、でんぷん(starch)の2つの性質があり、お米が属するのはでんぷんのほう。糖類が体内に吸収されやすく、血糖値の急上昇につながるのに比べ、でんぷんは消化に時間がかかるため、吸収もゆっくり。血糖値を急激に上げにくく、食べ方の工夫によって、むしろ安定させる効果があります。

【やせるワケその2】お米を食べないと燃える体はできません!
最近注目されている「たんぱく質をしっかりとって燃える体をつくってやせる」方法。たんぱく質は筋肉や骨など体の原料になる栄養素なので、体づくりにはなりますが、それだけでは「燃える体」はできません。体を燃やす燃料になるのが糖質。たんぱく質だけでお米を一緒に食べないと、燃料がなく、ガス欠状態になりやすくなります。になりやすくなります。その上、頑張って摂ったたんぱく質を、燃料に回されてしまう分、筋肉や骨の材料が少なくなってしまい、思った通りの身体づくりにはならないのが現実です。
【やせるワケその3】お米は大事なたんぱく源です!
お米には、炭水化物以外にも、たんぱく質、食物繊維、ビタミンなど、さまざまな栄養素が含まれています。特にたんぱく質は重要。日本人の食品群別たんぱく質摂取源の第2位は穀類なのです。ご飯を減らしておかずを中心にすると、たんぱく質不足になることも。ご飯と大豆食品を一緒に食べることで、肉レベルのたんぱく質が得られます。

【やせるワケその4】お米を食べると、間食が減らせます!
疲れてくると、欲しくなるのが甘いもの。実はこれ、体に糖質が不足しているサインなのです。糖質は体を動かすエネルギー。お米をしっかり食べていれば、不足することがありません。また、満足度が高く、腹持ちがいいため、余計な間食が欲しくなくなります。食後の甘いものがやめられない人は、お米をしっかり食べましょう。
【やせるワケその5】腸内環境を改善できます
お米のでんぷんの分子は、複数の糖が結びついた多糖類といわれる形状をしています。分子が大きいため、分子の小さい糖類に比べて消化に時間がかかりますが、分解の途中で別の役割を持つ物質に変化することも。一つはオリゴ糖になるもの。そしてもう一つは消化されずに腸に届くレジスタントスターチ。ともに腸内環境を整えるものとして注目の存在。お米を食べることは、腸活にもつながるのです。

ダイエットがうまくいかない人は、お米とのつきあい方を見直してみてもいいかもしれません。おいしく食べるダイエットを目指しましょう!
監修/柏原ゆきよ 撮影/川上朋子 スタイリング/阿部まゆこ 文/田久晶子
Information
<レタスクラブ ’23 10・11月合併号より>

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