ここ10年で購入量が1.5倍に! 健康意識の変化や美容・ダイエット効果の発見でトマトが大人気

さいきんトマトが主婦のあいだで、とっても人気があることをご存知でしょうか? じつはトマトには、健康を保ったり美容に効いたりする栄養素が、たっぷりと詰まっているのです。独立行政法人・農畜産業振興機構が6月26日に発表した「トマトの需給動向」のレポートによると、ここ10年で購入量がおよそ1.5倍にまで増えているそうです。では、その背景には、いったいどんな理由があるのでしょうか?
トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用があなどれない!
トマトの人気を押し上げたのは、健康意識の変化です。同じ調査で平成24年と平成28年の購入理由を見比べてみると、「健康に良いと思うから」が3位から1位に、「栄養があると思うから」が4位から3位に上がっています。
トマトが持つ栄養の秘密は、あのトマトならではの真っ赤な色に隠されています。じつは、あの色こそが、健康にいい「リコピン」の作用なのです。研究により、リコピンには体内の活性酸素を取り除く「抗酸化作用」があることがわかっています。活性酸素は、がんや脳梗塞、心筋梗塞などの、おそろしい生活習慣病の元になると言われています。トマトをしっかり食べることで、これらの生活習慣病を防ぐことができる、というわけです。

トマトは美肌・美白、さらにダイエットにも効果あり!
そのほかにも、トマトにはなんと、美肌効果や美白効果があるということもわかっています。リコピンには、紫外線から肌を守る働き、老化によるしわやたるみを予防する働きがあるのです。
さらに、2012年2月には、京都大学の研究グループが、「トマトは中性脂肪の数値を下げる効果がある」とアメリカのオンライン科学誌「PLoS ONE」に発表しました。トマトに含まれる成分が、肝臓において脂肪を燃焼させるたんぱく質の働きを高めることがわかったんだそうです。
そのほかにも、トマトには食物繊維が多量に含まれているので、便秘の解消や毒素排出、いわゆる「デトックス」にも効果があります。毒素が溜まるとふきでものの原因にもなりますので、トマトをしっかり食べて、つるつるのお肌を目指してくださいね!
なすとベーコンのトマト煮
ほかの食材とも相性ばっちりなトマト。夏が旬のナスとの組み合わせたトマト煮はいかがですか?

<材料>(2~3人分)
なす…5個
ベーコン…2枚
玉ねぎのみじん切り…1/4個分
ホールトマト缶…1/2缶(約200g)
煮汁
・洋風スープの素(顆粒)…小さじ1/2
・塩…小さじ1/3
・こしょう…少々
・水…1カップ
・オリーブ油
<作り方>
1.トマトは1cm角に切る。なすは皮をむく。ベーコンは1cm幅に切る。
2.フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、なすを入れて約2分焼き、玉ねぎを加えて約2分炒める。
3.ベーコンを加えて炒め合わせ、トマトを缶汁ごと、煮汁の材料を加え、ふたをして7~8分煮る。
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