子どもの発想力にびっくり! 大人も楽しめる「夏休み子ども科学電話相談」に「面白すぎ!」の声 画像(1/2) 子どもだからこその疑問があるのよ

時として、子どもは大人が思いもよらないような疑問を抱きます。シンプルにもかかわらずとっさに答えが分からない質問や、教科書では学べない知識が必要な質問をされて思わず困ってしまうことも。そんな時はプロの力を借りるのも一つの手。7月24日から今年も「夏休み子ども科学電話相談」(NHKラジオ第1放送)がスタート、子どもの純粋な疑問に次々と答えてくれています。


■「夏休み子ども科学電話相談」とは

毎年夏休み期間中の午前中に放送されているラジオ番組「夏休み子ども科学電話相談」。小中学生の科学に対する疑問や興味にこたえる番組です。質問は、ふと頭に浮かんだ謎や素朴な質問でもOK。大学教授や博物館・研究所のスタッフなど、分野別の科学のスペシャリストたちが電話で直接子どもと話してお悩みを解決してくれます。

子ども向けの番組でありながら、「毎度先生がガチに語ってくれてすごい」「子どもって面白いこと考えてるなって思う。いつも圧倒される」「大人が聞いてもめっちゃ勉強になることばかり」といった理由で大人からも大人気。中には「録音しておいて夜に聞く」という人もいます。


■疑問は「天文・宇宙」や「昆虫」など広範囲

子どもの発想力にびっくり! 大人も楽しめる「夏休み子ども科学電話相談」に「面白すぎ!」の声 画像(3/2) 【写真を見る】時には宇宙の深遠なる秘密に関する質問も

質問できるジャンルは「植物」「昆虫」「深海の生物」「ロボット」など細かく12ジャンルに分けられています。放送初日の7月24日に小学校3年生の男の子から寄せられた「ガスが渦をまいて星になるとき、どうして丸くなるのですか?」という質問に答えてくれたのは、「天文・宇宙」の永田美絵先生。永田先生は、宇宙は一方向のみからガスが集まるのではなく、あらゆる方向からえこひいきなくガスが集まるため星が丸くなると教えます。

また、地球の誕生については「核融合反応が起きる」といった難しい言葉を使って解説。最後には「星は丸い形だけではなくいろいろな形があるから、どんな形があるのか調べてみるとおもしろいかもしれませんね」と子どものさらなる興味を引き出して終わります。

1つの質問に端を発して、次々に子どもの疑問を整理して答えていく永田先生には、「真面目に向き合う姿勢がさすが」「3年生相手にも核融合や原子変換をぶつけていくスタイルが好き」「質問に付随して他の疑問をちゃんと呼び起こしてくれるのがすごい」と称賛する人が続出。「円周率や平方根はどうして無限に続くの?」「デメニギスの眼はどうして上を向いて膜に覆われているの?」といった疑問に熱く答えた他の先生方にも、感心の声が多く上がっていました。


■毎年生まれる「神回」

「夏休み子ども科学電話相談」には、大人からも大注目を浴びる質問が寄せられた「神回」が毎年存在します。2016年度に大きな話題となったのは「好きなのに嫌いと言ってしまうのはなぜ?」という質問。

先生は「大人の世界でも論争になっている」と前置きしたうえで、「心理的な防衛」などについて教えていくのですが、リスナーの間では「あまりにピュアで甘酸っぱい質問に悶絶」「もう大人だけど私も理由を知りたい!」と大盛り上がり。「どうしてママは怒るんですか」という疑問と合わせて、「もはや科学ではなく人生相談!」とツッコミを入れる人もいたようです。


2017年の「夏休み子ども科学電話相談」はまだ始まったばかり。これからもどんな問いが投げかけられるのか楽しみにしつつ、ラジオに耳を傾けてみては?