生理・PMSに関する意識調査、85%の人が「オンラインで気軽に医療アドバイザーに相談できることに満足」と回答

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生理・PMSに関する意識調査、85%の人が「オンラインで気軽に医療アドバイザーに相談できることに満足」と回答

生理の前になると、「イライラしてしまう」「眠くてだるい」など身体の不調を感じていませんか?女性ホルモンの関係で生理前3~10日ほど前から身体的・精神的な不調が現れ、生理が始まると症状が軽快したり、消えてしまうのがPMSの特徴です。症状にも個人差があるため、どのように向き合えばよいか、誰に相談したらよいかわからず一人で悩む方も少なくありません。

経済産業省による「健康経営における女性の健康の取り組みについて(※)」の調査によると、女性従業員のうち約5割が女性特有の健康課題などにより職場で困った経験があることがわかりました。また現場管理者からは、女性特有の健康課題のうちメンタルヘルスへの対処に困っているとの声が最も多く挙がったようです。政府は早ければ2025年度から、健康診断の女性特有の疾患についての問診を追加する方針を固めています。健康診断により検査が広まることで、女性疾患への社会的な認知が高まり、また一人ひとりがホルモンによる不調だからとそのままにするのではなく、健康を顧みるきっかけを増やす狙いがあります。

PharmaX株式会社(以下、PharmaX)が運営する女性の健康に寄り添うかかりつけ医療ブランド『YOJO』は、2019年にサービスを開始してから、女性特有の不調に悩む幅広い年齢層の方に利用されています。特に、女性の一生涯のうち半分近くを付き合う「生理」の悩みについて相談を多く受けており、その中で幅広い年齢層で多い悩みが「PMS(月経前症候群)」だそうです。
そこで、PharmaXでは、オンラインを中心とした医療体験を通じて、一人ひとりが生理・PMSに関する悩みを気軽に相談しやすく、解決へ向けてより質の高いサービスを提供するためにできることを把握するため、アンケートを実施しました。

10月19日は、多くの人々に生理に関わる問題に気づきと変化を与えることを目的としてアメリカで制定された「国際生理の日」です。国際生理の日にちなんで『YOJO』利用者を対象に実施された「生理・PMSに関する意識調査」の結果を振り返っていきたいと思います。

※)経済産業省 ヘルスケア産業課「健康経営における女性の健康の取り組みについて」平成31年3月

1.PMSの症状を感じた経験のある人は全体の87%で、そのうち月経前の「イライラ」「情緒不安定」「不安」などの精神的症状での悩みが約60%を占める

PMS(月経前症候群)であると感じた症状を教えてください

全体の87%がこれまでにPMSの症状で悩んだことがあり、最も多い悩みは「イライラ」、次いで「不安」「情緒不安定」「眠気」「過食」と上位5位まで精神的症状が続きました。全体的に生理前は目に見えない内面の症状で悩んでいる女性が多いことがわかります。

2.PMSの悩みを持つ人のうち、4人に3人は「医療機関を受診しない」という実態

これまでにPMSを理由に医療機関を受診したことがありますか?

74%の方がPMS症状での悩みで医療機関に受診したことがないと回答。以下の理由が上位に挙がりました。

1.医療機関を受診するほどではないと思ったから(60.7%)
2.PMSだから仕方がない・医療機関を受診しても改善しないと思ったから(41.8%)
3.医療機関に行くのが面倒だったから(29.6%)
4.本当にPMSかどうか分からなかったから(28.6%)
5.忙しくて時間がなかったから(27.0%)

主に生理前のみの症状であるため、受診するほどでもない、仕方がないと自身のケアを後回しにしていることがわかります。

3.生理やPMSの悩みを持つ人のうち、4割は誰かに相談しても意味がないため「まわりに相談しない・相談できない」と回答

生理やPMSの悩みについて相談しない・できない理由(複数回答)

生理・PMSについて相談しない・相談できない方に理由を伺ったところ、「誰かに相談しても意味がないと思うから」「誰に相談すると良いか分からないから」という回答が多く占めました。このことからも、生理やPMSの症状は一時的であるため相談しても仕方がないとあきらめている人が多いことがわかります。

4.生理・PMSの悩みを主訴とする6割の人が漢方薬を服用し、体調の変化・効果を感じている

漢方薬を服用してみて効果は感じていますか?

生理・PMSの悩みを主訴とする63.5%の人が、『YOJO』の医療アドバイザーが提案した「漢方薬」を服用し、月経前の「イライラ」「不安」「情緒不安定」といった精神的症状だけでなく、「便秘」「頭痛」などの身体的症状に対しても改善したと回答。生理やPMSの症状は一時的であるため仕方がないとあきらめる前に、気軽に医療アドバイザーに相談し、漢方薬をはじめとしたケアを始めることで悩みを軽減できることがわかります。

5.生理やPMSの悩みを主訴とする8割以上の人がオンラインで気軽に医療アドバイザーに相談できることに満足、さらに9割以上の人が「医療アドバイザー相談」や「漢方薬」を継続・推奨意向があると回答

「YOJO」の医療アドバイザー相談・漢方薬に対する満足度

生理やPMSの悩みを主訴とする85%が「医療アドバイザー相談」に満足しており、96%が「医療アドバイザー相談」や「漢方薬」を継続したいと回答。さらに、93%が「医療アドバイザー相談」や「漢方薬」を他の人にすすめたいと回答しました。 生理前後の一定期間の症状だから仕方がないと医療機関を受診せず自身のケアを後回しにする前に、まずは気軽に医療アドバイザーへ相談することで、悩みを軽減し満足のいく結果につながっています。

今回の調査について、PharmaXの担当者の方に話を聞いてみました。

ーー今回の調査を実施した意図や狙いを教えて下さい。
「多くの女性が、月経随伴症状によるさまざまな不調に悩んでいるけれど、仕方がないと自分のケアは後回しになっており、女性の活躍推進や日常生活などにも影響を及ぼしています。社会課題解決に向けて『生涯にわたる健康への支援』の取り組みとして、健康診断の項目に女性の健康に関する項目を追加することや、女性の健康に関するナショナルセンターの設置に向けた動きがあり、世の中としても女性の健康やフェムテックの利活用に関する動きが注目されています。今回の調査結果を公表することで、多くの女性が自身の体調と向き合うきっかけとなり、まずは身近な医療者へ気軽に相談し、ケアを始める方が増えればと考えております」

ーー今回の調査結果について、注目すべきポイントを教えて下さい。
「今回の調査結果から、生理・PMSの悩みのうち月経前の『イライラ』や『情緒不安定』をはじめとする見た目ではわからない精神的症状で悩む方が多く、仕方ないとあきらめて受診やケアができていないこと、そのような方が医療アドバイザー相談や漢方薬の服用を試すことで、精神的症状だけでなく、身体的症状までも改善し満足いただけていることがわかりました。そのような方にとって、オンラインで気軽に医療者に相談できるサービスは、今後ますます求められるのではと考えています」

ーー運営されているサービス『YOJO』について教えてください。
「『YOJO』では、薬剤師をはじめとする医療アドバイザーが患者さんの体質やお悩み、ライフスタイルに合わせて漢方薬を中心としたケアを提案し、服薬中のアフターフォローや日常生活での気になることにも気軽に相談いただきアドバイスをしています。このサービスは、医師でもある代表が、医療現場での医療者と患者との距離に違和感を覚えたことから始まりました。いつでも気軽にオンラインを中心に医療者に相談でき、体質改善に向けたケアもできる『新しい医療体験』を世の中に広めることで、20~50代女性を中心に大変満足いただけており、現在累計登録者数が30万人を突破しました。今後も女性の生活をより豊かに健やかなものにするために、テクノロジーを利活用して、よりよい医療体験を届けていきます」

ーー最後に、ユーザーへメッセージをお願いします。
「国際生理の日をきっかけに、多くの女性がまずは自身の身体と向き合い、早めのケアをしていただければと思います」

今回の調査結果から、多くの方が自身の身体を見直すきっかけとなり、一人で悩まずオンライン等も活用しながら気軽に医療者に相談していけるといいですね。

【調査概要】
・調査タイトル:生理やPMSの悩みに関する調査
・調査期間:2023年9月14日~18日
・調査対象者:『YOJO』を利用している女性のうち、生理関連を主訴とする患者および生理関連以外を主訴とする39歳以下の患者
・有効回答数:302件
・調査方法:アンケートフォームを用いたインターネット調査
※かかりつけ医療ブランド『YOJO』調べ

文=秋武宏美

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