どうしてこんなにも体力が有り余っているの?超パワフルな1歳児に翻弄される爆笑コミックの作者・まぼさんに聞きました

しおさんはタフでパワフル、向こう見ずなほど勇気があっていつも全力。お兄さんのよいたんとは正反対です。

派手に転んでも「だいじょーぶ!」と叫び、「オッケー、行こうか。」とすぐに立ち上がるしおさん。この打たれ強さは一体どこからやってきたのでしょうか。


赤ちゃんの頃からいつも元気であまりぼーっとしていることがなかったしおさん。つかまり立ちを始めた頃、手押し車を買ったらそれはそれは喜んで、家族が疲れ果てて寝ている間もずっと手押し車を推し続けていたのでした。


まぼさんの夫・びぼちゃんは「これはお義母さんの隔世遺伝だね」といいます。
「こんなパワフルな存在はまぼちゃんのお母さんしかいなかったはず」と。
夫・びぼちゃんの実家も、まぼさんの家族も、みんないわゆる「文化系」なのですが、唯一まぼさんの母親だけが体育会系なのでした。


まぼさんの母親はとにかく体力があって、早朝にパンを生地から作り、卓球の試合を済ませてから、ジャージ姿でまぼさんの家にパンを届けにくるパワフルさ。さらに子どもをぶん回して遊び相手をして、「この後家に友だち来るからそろそろ帰るかな」と、その後も予定があるなどとにかく「強い」のです。

たまに実家に帰るとタフなふたりが揃い、まぼさんが先に寝てもしおさんはばあばの晩酌に付き合い、夜更かししたはずのふたりが早く寝たまぼさんよりも早起きしていたりします。

まぼさんはそんなパワフルな母親が好きで、そんな母親に娘が似ていることも嬉しく感じているのだそうです。

しおさんもばあばのことが大好きのようです。好きが昂じてばあばの頬をぺろぺろ舐めるほどに…。

夜中の3時に自宅の寝室で目覚めても、「ばぁばん家行こうか…今」と言い出すほどにばぁばのことが大好きなしおさん。深夜に会いたくなるならそれは本物の愛かもしれません…。
著者・まぼさんに聞きました!
──しおさんのパワフルなエピソードに笑ってしまいました。このエピソードを書こうとしたきっかけはなんですか?
まぼさん:昨年末、実家に帰省をして年越しをしたとき、食事中もばぁばの膝の上に座り、ばぁばの頬を愛おしそうに舐めるしおさんを見てこのばぁばへの想いを漫画にしたいなと思いました。
──しおさんの「ばぁば」は、まぼさんのお母様ですよね。まぼさんから見たお母様はどんな方ですか?
まぼさん:私の母は今年で67歳です。一般的には高齢者の枠に入るのですが、66歳でダイビングのライセンスをとったり、1日に3〜4件予定を入れたりと、むしろ私よりも体力あるよね!?と思うことが多く、漫画を描く中で、改めて母へのリスペクトの感情が湧いてきました。
──本当にパワフルなお母様ですね。このエピソードを描いて何か感じたことはありますか?
まぼさん:文化系な夫、私、息子の元に生まれてきた体育会系の娘。いまはまだ走り回る娘に追いつけますが、あと数年であっという間に追いつかなくなるな…いまのうちに運動習慣をつけないとな…と漫画を通して思いました。
* * *
子どもの成長に追い越されてしまいそう…と思うことはありますが、それを子どもが1歳のうちに感じるのはかなりの脅威(?)ですね。パワフルで元気いっぱいのしおさん、これからどんな風に成長していくのでしょうか。楽しみに見守りたいと思います。
取材・文=レタスユキ
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