子どもに「推し」がいる育児って最高! 兄はオタク気質でキャラに夢中、妹にはまさかの「推し」がいて…

#育児・子育て   
  『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

「推し」がいる生活は心も潤って楽しく過ごせますね。
もし、我が子にも夢中になれる「推し」がいたら…?

X(旧Twitter)では10.6万人のフォロワーに支持されている人気漫画家のまぼさん。どこかそこはかとなく『人生の先輩』っぽい大人びた雰囲気を漂わせる長男のよいたんと、その妹で令和生まれのメンタルつよつよギャル・しおさんのの日常を、まぼさんはマンガでユーモラスに綴っています。

そんなほのぼのコミックエッセイ『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』に、子どもたちの「推し」にまつわるエピソードが登場します。このエピソードを描いた時のまぼさんの思いについても、お話をお伺いしました!

「推しと暮せば」のエピソードは…


『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

兄のよいたんはオタク気質で、「推し」ができるとルーツから調べては聖地巡礼、市場に出ているグッズはコンプリートしたいタイプ。成長に伴って推すキャラクターが変わっても、熱量はそのまま四六時中「推し」に没頭していました。

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

一方、そんな兄を見て育ったしおさんはどうかというと、「兄妹揃ってオタクになるのか」…と思いきや、兄よいたんの好きなものに興味は示すものの、すぐに飽きてしまうです。

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

よいたんがとあるアニメキャラクターと出会ってから数年間は、まるで「第三の親」がいるかのように共に育児をしてきたようなものだと感じていたまぼさん。しおさんにも「推し」ができたら、しおさんももっと楽しく、育児ももっと楽になるのでは…? と、まぼさんはしおさんを子ども向けアニメキャラクターのミュージアムに連れて行くことにしました。

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

しおさんのペースでミュージアムを楽しんでほしい、とよいたんをパパに任せてしおさんとふたりでミュージアムに来たまぼさん。しかし、しおさんはキャラクターには全然興味を示さず、兄のよいたんに会いたい、おうち帰りたい、とテンション低め。まぼさんは読みを誤った…!と頭を抱えます。

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より

結局、往復2時間かかるミュージアムの滞在時間はわずか30分ほど。おうちに帰るとしおさんは一気に元気になって、よいたんに抱きついて愛情表現。トイレに入ったよいたんについていくほどの愛の重さです。もしかすると、しおさんの推しは兄のよいたんかもしれない…とまぼさんは思うのでした。

このエピソードを描いたまぼさんに、当時のお話を伺いました!


著者・まぼさんに聞きました!


──このエピソードを描いたきっかけはなんだったのでしょう?

まぼさん:「兄のよいたんを描いた『よいたん3歳、ときどき先輩』では、息子が熱狂的に愛するおにぎりマンに関するエピソードを多く収録していました。そこで娘は何に興味があるのかな?と思って観察していたところ、まさかの身近な存在だったことに気がついて漫画にしました。このエピソードはネーム進行中、ほぼリアルタイムで起きていたできごとで、ドキュメンタリーのような生々しさを持って描いていました(笑)」

──まさかしおさんの「推し」がお兄さんのよいたんだったとは意外でした。このエピソードはよいたんのオタク気質な様子の描写も可愛らしいですね!

まぼさん:「平成初期のオタクのようにチェックシャツ、指抜きグローブで汗をかく兄妹のコマが気に入っています。自主制作でこのシーンのフィギュアを作りたいくらいに」

 『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』より


  *   *   *

大好きなアニメへの熱量が高い兄のよいたんと、お兄さんが大好き過ぎる愛の重めな妹のしおさん、これからどんな風に成長していくのでしょうか。気になる方は、ぜひまぼさんのX(旧Twitter)アカウント @yoitan_diary をフォローして、思わず笑ってしまうふたりの日常をチェックしてみてください!


取材・文=レタスユキ

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