おさらいしとく? いまさら聞けない「 紫外線の基礎用語」 画像(1/3) 日焼けに影響を及ぼす2つの“波”を知ってる?

1年のうちで紫外線量が最も多くなるこの季節。実は室内にいても日焼けするって知っていましたか? シミだけでなくシワやたるみの原因にもなる日焼け。正しい知識を得ることが、紫外線対策の第一歩です。まずは基礎用語をしっかり押さえておきましょう。内科・皮膚科医の友利 新先生、教えてくださ~い。


【いまさら聞けない! 紫外線の基礎用語】

おさらいしとく? いまさら聞けない「 紫外線の基礎用語」 画像(4/3) 教えてくれたのは、友利 新先生。<愛用アイテム>便利なスプレータイプの UVイデア XLプロテクションミスト(SPF50/ PA++++) 50g  2,500円/ラ ロッシュ ポゼ

<日焼けに影響を及ぼすのはこの2つ>

●A波(UVA)

太陽から届く紫外線のうち約95%を占めるのが A波。肌に蓄積してダメージを与えます。物質を通過しやすい性質のため、窓ガラスも通過して肌の奥の真皮にまで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊してシワやたるみの原因をつくります。浴びると、すぐに肌を黒くする作用があります。

だから…PAで防ぐ!

「PA」は、 A波を防ぐ力の大きさを示します。日焼け止めを塗っていないときに比べ、A波の影響で肌が黒くなる「即時型色素沈着」を起こすまでの時間をどれだけ延ばせるかによって+、++、+++、++++の4種があります。+の記号が多いほど、A波を防止する効果が高くなります。


●B波(UVB)

紫外線全体の 5%と占める割合は少ないものの、肌への作用が強い B波。日を長く浴びると赤く腫れたり、ひどいときは水ぶくれになったりする「サンバーン」という状態を引き起こします。数日後には黒くなって「サンタン」に。シミの原因となったり、肌表面の細胞を傷つけてしまうことも。

だから…SPFで防ぐ!

「SPF」はB波を防ぐ力の大きさを示す記号。日焼け止めを塗っていない状態と比べて、サンバーンを起こすまでの時間を何倍に延ばせるかという数値を表わします。例えば 20分で肌が赤くなる人の場合、 SPF15なら 20分 × 15= 300分サンバーンを抑える効果があるということになります。


<紫外線の量は季節によって変化する>

おさらいしとく? いまさら聞けない「 紫外線の基礎用語」 画像(6/3) 【写真を見る】紫外線の量は季節によってこんなに変化する!

紫外線はオゾンなど大気層を通過する距離との関係によって、夏に強くなり、冬には弱まります。日本の場合、太陽が最も近づく夏至の頃は、紫外線が大気層を通過する距離が短いので、強い紫外線が降り注ぐのです。しかしB波は夏に比べて冬には5分の1まで分量が減るのに対し、肌を黒く日焼けさせる原因となる A波は冬でも夏の2分の1程度の量があるので、紫外線ケアは年間通して必須です。


なるほど! 日焼け止めに書かれている「PA」とか「SPF」にはそんな意味があったのですね。この基礎用語を知っておけば、もう日焼け止め選びで迷うことはなさそうです。