そのUVケア、大丈夫? 日焼け止めの“正しい塗り方”を覚えよう!

#美容・健康   
日焼け止めは正しく塗らないと意味なし!って知ってた?


ただいま厳重警戒発令中の紫外線。「しっかり」「きっちり」防ぐためには、UVケアアイテムの塗り方も大切です。紫外線対策に大きな差が出る“正しい塗り方”を、内科・皮膚科医の友利 新先生に教えてもらいました!

【日焼け止めの塗り方解説】


●1. くまなく、ムラなく、しっかり塗る

日焼け止めはたっぷりつけないと意味ナシ。塗り残しや塗りムラのないように、丁寧にしっかりつけて。弱めのSPFが含まれる化粧品は、塗らないよりはいいというレベルで、外出時には不充分。SPF、PAどちらの値も高い専用の日焼け止めを必ず使いましょう。化粧下地にもなる日焼け止めや、SPFの高いBBクリームは、時短になって忙しいママにはおすすめです。

●2. 自分なりの手順を決めて塗り忘れを防ぐ

例えば、おでこ~目の周り~鼻~ほお~あごなど、自分なりに日焼け止めを塗る場所の順番を決めてルーティン化することで、部分的な塗り忘れが防げます。顔の中では鼻の下や目の下の涙袋がある辺りが、特に塗り忘れの多いところなので注意しましょう。窓辺にいたり、洗濯物を干したりなど外出しなくても紫外線は浴びるので、毎日のケアとして定着させて。

●3. 夏に気をつけたい!うっかり日焼け部位

【写真を見る】夏に気をつけたい“うっかり日焼け”の部位は?


まとめ髪にしたときの衿足や耳の後ろは、UVケアの盲点になりやすい部分です。このほかデコルテにも日焼け止めを忘れずに塗りましょう。そして意外なことに、目も日焼けするのです。光が目に入ると「日焼けする!」と脳が感知してメラニンが活性化するともいわれており、もちろん目の健康にもよくありません。サングラスを使うなどして夏の強い日ざしから目を守りましょう。

●4. シミになりやすい部分には重ね塗りを

顔の中でも、Cゾーンと呼ばれるほお骨まわりの高くなった部分は、日光を浴びやすく、特にシミができやすいところです。ここには日焼け止めを二度塗りして、紫外線をしっかりブロックしましょう。無防備に日光にさらされがちな腕や手にも要注意。手の甲だけにシミが出るということもあるので、ここにも日焼け止めを忘れずに。

●5. 塗り直しにはスプレーやパウダータイプが便利

メイクしている場合、日中に日焼け止めを塗り直すというのはなかなか難しいもの。おすすめの方法としては、メイクの前に朝しっかり日焼け止めを塗っておき、化粧直しのタイミングなどにスプレーやパウダータイプの日焼け止めを使ってカバーすること。この方法ならメイクを落とす必要もなく、日焼け止め効果がプラスできて便利です。

「日焼け止めを塗るの忘れちゃった」なんて、もってのほか! UVケアは年中無休です。シミ・シワ・たるみで将来泣かないためにも、日焼け止めを正しく塗って紫外線対策を。

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Information

教えてくれたのは:友利 新先生
内科・皮膚科医。出産を機に安心安全なベビースキンケア商品「メディスキンベビー」を研究開発。近著は子どもの肌のための手引書『0歳からのスキンケア』(¥ 1,380 イーストプレス)。<愛用アイテム>便利なスプレータイプの UVイデア XLプロテクションミスト(SPF50/ PA++++) 50g 2,500円/ラ ロッシュ ポゼ

編集協力=石原輝美 黒木博子(smile editors)


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