
個人の運勢(下の記事)は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
「四緑木星」2024年のバイオリズム

2024年は忙しさが戻ってくる。序盤は2023年の停滞感を引きずるように動きは鈍さを持っているが、徐々に開放感が広がり、冬頃からは慌ただしい生活となりそうだ。
合理性を好むこの星は「成果のあるものだけ選ぶ」傾向にあるが、2024年は辰の年であり、あらゆる可能性を残しておきたい一年。だからこそ、一見無駄に思えることも実践したい。
7月から8月にかけて運勢は落ち込むが、ここでケンカや対立を引き起こさないように。勢いがないときこそ、いつも通り静かで落ち着いた生活態度を維持できるか。そうした静かな精神が、さらなる飛躍のための智慧に目覚めさせ、秋以降はいっそうの運勢の上昇を見せる。
「四緑木星」家庭と健康
2024年はとりわけ家族との時間を大切にしたい。元々、家族と縁遠い四緑木星だからこそ、家庭内の問題解決を通じ、新しい家族像を作っていきたい。そのためには、できるだけ時間を共有することだ。コミュニケーションは質よりも量がものをいう。何かしらのイベントよりも日々の会話に吉が宿る。できれば、家族全員で何かに取り組むことを考えたい。
週末に新聞のクロスワードパズルを家族全員で解くのも良いし、皆で準備をしてバーベキューを楽しむのも良い。ささやかな感動の共有が、少しずつではあっても家族の形を変えていくはずだ。また、家族の習慣として読書を生活に組み込みたい。一日のうちの十分でも良いから、リビングで各々の好きな本を読んでみたらどうだろう。子供に勉強しろと口酸っぱく言うよりも、親が本を読む姿勢を見せるほうが、よほど勉強への意欲が出てくる。
健康面では無理をしがちだ。身体には自信があるほうだと思うけれど、2024年は過信は禁物。循環器や脳にトラブルが出る可能性が高いから、イライラや興奮はできるだけ避けるようにして、穏やかな精神で生活することを心がけよう。
また、交通事故にも十分に注意してほしい。多くの場合、整備不良が原因に横たわっているから、日常点検は丁寧に行っておこう。タイヤはスリップサインが出る前に、余裕を持って交換を。夏場は早めにヘッドライトの点灯を。薄暮の時間帯は事故が多発している。自分の身を守るためにも自動点灯に頼らず、自身の手で点灯させること。
著=村山幸徳/『展望と開運2024』