2024年はどんな年? 社会運勢学から見るあなたの一年の運勢は【展望と開運】

 『展望と開運2024』

コロナ禍もようやく落ち着いた2023年。WBCで日本が14年ぶりの優勝を果たし、将棋界では藤井聡太八冠が誕生するなど明るい話題に湧いた一方、戦争や犯罪、自然災害といった暗いニュースも多く、先行きに不安を感じている人は少なくないでしょう。

では2024年はどんな一年になるのでしょうか。社会運勢学の第一人者・村山幸徳氏の『展望と開運2024』から読み解いていきます。バイオリズムと家庭運を中心に紹介するので、心の持ち方や行動の指針として参考にしてください。

※本記事は村山幸徳著の書籍『展望と開運2024』から一部抜粋・編集しました

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個人の運勢(下の記事)は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。

「一白水星」の人の2024年


東方位に廻座する2024年、一白水星には春が訪れる。坎入(かんにゅう)の明けた前年に地道な努力を続けた甲斐があり、いよいよ萌芽のときだ。

一方で大気が不安定な春は、予期せぬ嵐に見舞われることもある。当初は運勢のバイオリズムが振るわず、人間関係が些細なことでギクシャクしたり、行き違いが生じたりと、戸惑うこともあるだろう。しかし、それも本格的な高運期を迎える前の生みの苦しみなのである。

注目が集まるので、言動にはいつも以上に気を使いたい。11月には一旦運気が落ちるから、重大な決断は年末まで持ち越すこと。風邪を引くとこじらせるため、身体を冷やさないように。


「二黒土星」の人の2024年


年始の不調は立春後も継続するが、桜の開花が宣言される頃には立ち直りを見せる。4月から6月までは抜群の運勢のつよさを見せるから、ここで一気呵成に人生を好転させるべく活動したい。

8月は思いがけないトラブルに遭遇する。10月まではその影響を引きずるけれど、立冬を迎える頃から再び運勢の上昇カーブを描くようになる。年末年始も大忙しになりそうだから、期待したい。

これほどの運勢のつよさがもたらされるのは、まさに僥倖という他ない。天がそれだけの期待をもって二黒土星を見守ってくれている。天に恥じぬ生き方をし、自身の殻を破り拡大を誓いたい。


「三碧木星」の人の2024年


2024年の三碧木星は中宮に位置し、それは世の中の中心に立つことを意味する。2023年までとは打って変わって、落ち着いた年となる。

年初、高止まりの運勢から本人はやる気十分だが、環境がついてこない。三碧木星に自重を促しているのだ。以降、自分の動きと環境の動きが連動してくるのは、自分一人で決めずに周囲とともに動くことを示している。

運勢がよわい年ではないが、トラブルも発生する。自分のやりたいことよりも周囲を優先すれば、問題処理もスムーズに進むだろう。9月は一時的に運勢が落ちるので、信頼のできる人に相談するか結論を翌月まで持ち越すこと。


「四緑木星」の人の2024年


2024年は忙しさが戻ってくる。序盤は2023年の停滞感を引きずるように動きは鈍さを持っているが、徐々に開放感が広がり、冬頃からは慌ただしい生活となりそうだ。

合理性を好むこの星は「成果のあるものだけ選ぶ」傾向にあるが、2024年は辰の年であり、あらゆる可能性を残しておきたい一年。だからこそ、一見無駄に思えることも実践したい。

7月から8月にかけて運勢は落ち込むが、ここでケンカや対立を引き起こさないように。勢いがないときこそ、いつも通り静かで落ち着いた生活態度を維持できるか。そうした静かな精神が、さらなる飛躍のための智慧に目覚めさせ、秋以降はいっそうの運勢の上昇を見せる。


「五黄土星」の人の2024年


一年を通じて、静かなバイオリズムに包まれる。周囲は騒がしいけれども、心は穏やかに保ちたい。

とりわけ、夏場には心が激しく動揺する。ここで起死回生の一手を打とうとしないこと。運勢が落ち込んでいるときは、どうしても無理を通したがる。理なき成果は砂上の楼閣。摑んだと思っても、すぐに掌からこぼれていく。

それよりも、今はここまでの歩みの結果を周囲とともに味わおう。2024年から徐々に衰運期に入ってくる。これまでとは違う生活のあり方を考えるべきだ。2025年はさらに一段大きな変化が待っている。そのための準備期間であると捉えたい。


「六白金星」の人の2024年


3月から運勢は停滞を見せる。苦悩の中一年は進むが、6月には運勢の弱さが底を打ち、明かりが見え始める。9月頃からは、来年以降に向けた新たな動きが徐々に姿を見せ始めるから、焦らないように。

また、6月の対立はどちらかが不可逆的なダメージを受けるまで止まりそうにないから気をつけること。7月から9月は家族の問題や親族の健康問題などが表面化する可能性もあり、手放しでは喜べない。一年を通じ、かなりストレスフルな日々が続くことになる。

その分、年末の休みはゆっくりと楽しむことができそうだ。一年間の疲れを洗い流すべく、のんびりした時間を過ごせるようにスケジュールを組みたい。


「七赤金星」の人の2024年


2024年の七赤金星は珍しく熱を帯びている。その熱は自己改革のために燃える七赤金星自身が持つ熱量であり、また周囲からの称賛によってもたらされた熱量でもある。とにかく熱い一年にしよう。

その決意に呼応するように、年明け早々から様々な変化が持ち込まれる。そうした変化に翻弄されつつ春先は大忙しだ。5月に一度運勢の落ち込みを見せるが、生活は徐々に熱気を取り戻す。8月以降はさらにもう一段、階段を上ることが求められる。ここで自分史上最高の成長を摑みたい。

10月は事故やトラブルが多いから注意。とりわけ、目上とケンカをすれば、運勢に致命的なダメージになりかねない。言葉遣いには十分に気をつけたい。


「八白土星」の人の2024年


2024年は辛さが募る一年。9年に一度の停滞のバイオリズムから逃れることは何人にも許されないのだから、この衰運を納得して受け入れるしかない。目を背けるほどに事態は悪化の一途をたどるから、目の前の問題から学ぶことを考えよう。

4月の運勢の落ち込みは強い。それでも、このときの立ち振る舞いをお天道様は見ている。自暴自棄になったり、一発逆転を狙った無謀な行動は避けること。あくまでも正攻法でこの人生の荒波を越えていきたいから、苦しいときほど愚直に学ぶこと。坎入(かんにゅう)も実質半年の我慢。6月からは運勢は高まりを見せる。

しかし、年末年始は不測のトラブルに巻き込まれがちだから注意しておくことだ。


「九紫火星」の人の2024年


坎入(かんにゅう)の一年を抜け、心は明るい。年度末までは不調を引きずるが、新年度を迎えた頃から一気に運勢は春に向かって動き出す。ここ数年の苦境で人生に対する自信が失われてしまったけれど、臆せずにあらゆる物事に前向きに触れることだ。この星に気後れは似合わない。

街路樹が葉を落とし始める頃から、運勢に翳りが生じてくる。ただし、これは2025年の飛躍のための準備期間なのだから不安にならないことだ。年明けには年末までの不安は一掃される。心配はいらない。

3月と12月に大きな判断を下さないこと。運勢が落ち込んでいて、よからぬ動きに足を引っ張られやすい。


著=村山幸徳/『展望と開運2024』

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