子どもの手の届かないところを内服薬の拠点にする

風邪薬や腹痛の薬などは、小さい子どもが誤ってのまないよう、高いところに保管を。高温多湿だと薬が変質しやすいので、押し入れの奥などはNG。リビングなら家族も把握しやすいでしょう。
【収納のアイディア】
ワンアクションで取り出せるよう箱を切り取る
箱のふたを切り取ると取り出しやすく、残り量も一目瞭然。用法用量が書いてある紙箱はケースとして活用。箱内でアルミ袋に入っているものは袋から出さないこと。

瓶のふたに開封した日付を書く
瓶入りの薬は開封した日が大事。開封日を書いておきます。茶色い瓶の薬は光に弱いので箱から出さないで。

外用薬は一緒に使うものとグルーピング収納する

突然のけがや捻挫で使う外用薬は、家族の誰でもサッと取り出せる場所に保管。一緒に使う機会が多いばんそうこうやガーゼをセットにしておけば、箱ごと取り出してスムーズに手当てできます。
【一緒に揃えておきたいもの】
□ばんそうこう
□ガーゼ
□包帯
□テープ
□ピンセット
□はさみ
【収納のアイディア】
外出先で使う外用薬はポーチごと収納する
外出のたびにポーチに必要な外用薬を出し入れしている人は、ポーチごとしまっておくのもおすすめ。ファスナーをあけておけば、保管中の取り出しもラクラク。

いつなんどき必要になるかわからない子どもの薬は、家族みんなが把握しやすいリビングに置くのが正解。きちんと収納して、家族のピンチに備えましょう!
イラスト/園内せな 編集協力/及川愛子
文/さいとうあずみ