老後2000万円問題も怖くない!新NISAがお金の不安を解決するってホント?!
『【新NISA完全対応】 9割ほったらかし「超」積立投資 定額インデックスと年1回トレードで年間利益200万円を稼ぐ!』2話【全9話】
「新NISA」は日本人の希望!? 今、はじめるべき理由とは?
日々の生活費に加え、住居ローンの返済金や教育費も必要なのに、物価は上がる一方だし、お給料は増えない。老後の資金も心配だしどうしたらいいの~!? お金の悩みに頭を抱える方へ「新NISAは見過すべきでない希望の制度」とおすすめするのが、投資家であり、これまで延べ15万人以上が受講した「投資の学校」創業者の高橋慶行さんです。
2024年に制度が改正され、話題の「新NISA」。興味はあるけどよくわからないという方に、制度の解説やはじめるべき理由、活用ポイントをご紹介します!
●本記事の多くは、執筆時2023年5月~11月現在の情報を基に作成しています。執筆後、金融に関連する法律、制度が改正、または各社のサービス内容が変更される可能性がありますのであらかじめご了承ください
●本記事は株式投資情報の提供も行っていますが、特定の銘柄の購入を推奨するもの、 またその有用性を保証するものではありません。 個々の金融サービス、またはその金融商品の詳細については各金融機関にお問い合わせください。
● 株式投資には一定のリスクが伴います。売買によって生まれた利益・損失について、執筆者ならびに出版社は一切責任を負いません。ご自身の責任と判断のもとで行うようにお願い致します。
著者:高橋慶行
投資家。トレーダー。実業家。宮城県仙台市出身。教師一家の長男として生まれ、幼少時代から教育に関わる仕事で世の中に貢献したいと思うようになる。成蹊大学経済学部卒業後、26歳で独立起業し、複数の会社を経営。投資での失敗を機に2013年に「投資の学校」を創業。「投資をする一般の人たちの立場に立って、世界基準の本物の投資教育を正しく学べる場所」を提供し、これまでに延べ15万人が受講。
※本記事は高橋慶行著の書籍『【新NISA完全対応】 9割ほったらかし「超」積立投資 定額インデックスと年1回トレードで年間利益200万円を稼ぐ!』から一部抜粋・編集しました。
貯金だけでは逃げ切れない だから、投資をするしかない
物価上昇に追いつかない賃金
「本当はリスクを取って、投資などしたくはない」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、これからの時代、お金と向き合わずに先延ばしにしていると、将来的にお金が足りなくなる可能性があるという事実を理解しておく必要があります。
お金が不足すれば、本来はゆとりある生活をしたい老後でも働き続けなければなりません。
最近のニュースでも物価上昇(インフレ)が取り上げられることが増えました。インフレとは日用品やサービスなどの値段が上がっていくことです。
例えば、2年前は100円で買えた商品が、1年前は130円、そして現在は150円に値上がりしている状態です。2年前は1000円払えば10個買えたのに対して、現在は1000円だと6個しか買うことができないわけです。
要するに通帳に記載されている貯金額は変わらずとも、物価が上がるため、相対的に現金の価値が下がってしまい、貯金が目減りしてしまうという理屈です。
「円安」「インフレ」のダブルパンチ 相対的に目減りしていく貯金
なお、インフレになるといっても、景気が良い中でのインフレは問題ありません。
景気が良ければ、賃金も上がりやすくなり、相対的には物価上昇と賃金上昇のバランスが取れるからです。
問題は、給与が上がらない中でのインフレです。この場合、物価の上昇に賃金がついていかず、生活が苦しい状況となります。これをスタグフレーションと言います。
円の価値が下がる「円安」も心配です。なぜなら、円の価値が下がることによって輸入製品の価格が高騰するため、物価上昇につながるからです。
将来のことはわからない だからこそ資産形成が必要
将来的にインフレや円安が続いていくかはわかりません。
しかし、少子高齢化が加速し、「将来の日本の成長が期待できない」と世界が判断することがあれば、円の価値が下がり続け、物価高が続いていく可能性は十分あります。
この先、国にも企業にも頼らず、自分のお金を自分自身で稼ぐことが求められる時代になります。
労働力は有限で、お金を稼ぐには、莫大な時間と労力を必要とします。だからこそ、誰でも始められる投資で資産形成をしていくことが大切なのです。
著=高橋慶行/『【新NISA完全対応】 9割ほったらかし「超」積立投資 定額インデックスと年1回トレードで年間利益200万円を稼ぐ!』