毎年たまる「子どもの作品」ってどうしてる? 思い出の品を上手に手放す方法

毎年たまる「子どもの作品」ってどうしてる? 思い出品を上手に手放す方法

「ものの整理や処分が苦手…」という人たちの間でも、特にハードルが高いのが気持ちの詰まった"思い出品"の処分。本格的な春を迎える前に、たまりにたまった品々を思い切って手放しませんか? 今回は、「気持ちの整理法」と「子どもの作品」の手放し方をご紹介します!

【画像を見る】子どもも納得してくれる!おすすめの「思い出の品」の手放し方

LINEレタス隊の座談会で大盛り上がり! みんな「思い出品」の整理に困ってた!

LINEレタス隊の座談会で大盛り上がり!

・思い出にまつわるものって捨てられません!
・子どもが気に入ったものは捨てづらい…
・子どもが描いた絵と作品、捨てられない!
・洋服やアクセサリーも〜
・親戚からのもらいもの…ずっとあります
・押し入れについついしまい込んじゃう
・まだ使えると思うと捨てられません

みんな「思い出品」の整理に困ってた!

LINEレタス隊とは…
レタスクラブ編集部とLINEでつながっている読者組織。現在76名。リアルなコメントや写真のやり取りの中から、新たな企画が生まれることも!
※LINE公式の組織ではございません。

LINEレタス隊の皆さんに緊急アンケート! 手放せない「思い出品」って?

「苦手な家事」をテーマに開催した座談会で、最も苦手といわれたのが「片づけ」! その中でも、子どもの作品などの「思い出にまつわるもの」を捨てられない人が多いことが分かりました。家族と話し合って、思い出品を処分する人もいる一方で、「片づけようとしても、ついつい思い出に浸って時間がたっちゃう……」という人も。「もの」と「思い出」を上手に切り離す方法が大きなポイントのようです。

子どもの作品
・ゴミ箱に入れるのが忍びないから
・当時を思い出すと捨てられない

プリクラ帳
・青春時代の思い出が詰まっているから

祖父母がくれた縫いぐるみ電報
・今はもう亡くなってしまった2人がくれたものだから

手紙や手書きメモ
・「ママ大好き」なんて書いてあるから(涙)
・読むたびにジーンとするから
・お金じゃ買えないものだから

写真
・全部懐かしい思い出だから
・データがないものは二度と復元できないから
・多すぎてどこから手をつけたらいいか分からない

自分で作ったワンピース
・材料費も含め、作った苦労を思い出す

10年以上使った財布
・愛着があり過ぎて…

⇒思い出品を上手に手放すには…「気持ちの整理」が最大のポイント!

そこで実際の手放し方と気持ちの整理法を紹介します!

アイテム別に紹介! 思い出品の手放し方

教えてくれたのは▷ミニマリスト、イラストレーター おふみさん

ミニマリスト、イラストレーター おふみさん

暮らしをコンパクトにして身軽になったら、人生が加速したような感覚に。著書に『おふみさんの捨てログ』(文響社)ほか多数。YouTubeおふみチャンネル「ミニマリストライフは楽し。」も人気。

子どもの作品

工作や大きな絵などは「写真に撮ってデータ化」が基本。とはいえ写真と現物では存在感が全然違うので、現物の処分前には作品を見て、親子でその思い出について語るとふんぎりがつきやすいですよ。

おふみさん流手放し方(1)
自宅で期間限定展示会を開く

自宅で期間限定展示会を開く

処分前に、玄関など家族がよく見る場所に作品を飾り、期間限定の展示会を開いて。展示会終了後は潔く処分します。

おふみさん流手放し方(2)
撮影して作品のフォトブックを作る

撮影して作品のフォトブックを作る

作品を撮影してデータ化。「A太作品集」「B子作品集」のように、個人別にフォトブックを作ると、コンパクトに残せます。

子どものランドセルや制服

子どもは「捨てていいよ」。でも親が「取っておきたい」ケースも多いランドセルや制服。使わなくなるタイミングで、捨てるか残すかを親子で話し合って。

おふみさん流手放し方
劣化する前に人に譲る

劣化する前に人に譲る

制服や学用品、体育着やジャージなどは、同じ学校の後輩で使ってくれる人がまだいるなら、なるべく状態がよいうちに、その人たちに譲るのがおすすめ。

読者のアイディア

工房にお願いして、ランドセルをお財布やキーホルダー、ポーチにリメイク。思い出が詰まったランドセルでしたが、娘も納得して手放せました!

工房にお願いして、ランドセルをお財布やキーホルダー、ポーチにリメイク。思い出が詰まったランドセルでしたが、娘も納得して手放せました!(R.Fさん)

読者のアイディア

通知表や絵、図工で作った工作など思い出の品をランドセルに入れ、そのまま収納。息子たちが家を出るときランドセルごと持たせる予定です。

通知表や絵、図工で作った工作など思い出の品をランドセルに入れ、そのまま収納。息子たちが家を出るときランドセルごと持たせる予定です。(N.Sさん)

* * *

持ち帰ってくる子どもの作品は、捨てるには忍びなくそのまま収納行きというご家庭も少なくないでしょう。基本はデータで保存して、現物の処分前には作品を見て、「親子でその思い出について語る」ことでふんぎりがつきやすくなりますよ!

イラスト/おふみ 編集協力/宇野津暢子

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文=徳永陽子

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<レタスクラブ ’24 3月号より>



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