毎日の家事に追われ、「イライラから解放されたい」と感じているあなたへ
もっとラクに生活したい、いつもきれいで過ごしやすいおうちにしたい、自分の時間が欲しい。そんな理想の暮らしとはうらはらに、家事に仕事、子育てに追われて、時間だけでなく気持ちにも余裕がない…。しなきゃいけないことだらけなのに、疲れているとめんどくさい…。
そんな、悩めるめんどくさがりさんへの答えを導き出してくれているのが、新刊『手間がゼロになる家事ワザ250』(KADOKAWA)の著者であるakiさん。自身も"極度のめんどくさがり"だというakiさんの、家事をラクにする考え方について聞きました。
"めんどくさい"と思ったときが、家事の手間を減らすチャンス
──家事や仕事に、子育てと、毎日の生活に追われている読者が多いと思います。
akiさん:そうですよね。わたしも以前は仕事と、家事、育児の両立がとても大変で、毎日が戦場でした。朝は、子どもたちに「時間がないから早くして!」とバタバタ。帰宅後も翌日の準備をして、ご飯を作って、「さあ食べよう」と思っても、テーブルに座ったとたん、「ふりかけが欲しい」「スプーンがない」なんて言われるとイライラして。子どもたちを寝かしつけた後には部屋がグチャグチャ…。寝る前には、なんでこんなに怒っちゃったんだろうと反省することばかりでしたね。毎日イライラしている自分が嫌で、夜な夜などうすればよいのかと考えたとき、私だけでやることが多いから余裕がなくなり、イライラするんだって気づいたんです。
──確かに…。お母さんってとにかくやることが多すぎるんですよね。家族がやってくれたらと思うけれど、どこからどう解決したら分からないし、めんどくさい…。
akiさん:私もその「めんどくさい」と思う気持ちが、暮らしを変えるきっかけになったんですよ。まず、なんで自分はイライラするんだろう、なんでめんどくさいんだろう、と原因を深掘りします。「めんどくさい」という感情は悪い面ばかりではなく、改善点に気づくいいきっかけでもあります。そして、「めんどくさい」の逆の状態ってなんだろう?と、動線を考えながら収納の仕組みを作っていきます。例えば、ものを使うときはいいけれど、戻すときは動くのが面倒になってそのままになって散らかっている、という場合は、戻しやすい動線に収納にするだけ。私は極度のめんどくさがりで動くのも嫌なので、いかに動かずに、究極の短時間で行動が完結する仕組みを作り、ストレスなくスムーズにできれば成功! もっと「めんどくさくない」方法がないかと、日々ゲーム感覚で楽しんでいます。どこから手をつけたらいいか、と分からない人こそ、自分がどう「めんどくさい」と感じているかを大切にして欲しいです。
毎日やらなきゃいけないことを減らし、自分時間を1秒でも多く作る
──収納を変えて、家事の手間をどんどん減らして、実際はどうなりましたか?
akiさん:掃除をしなきゃ、片づけをしなきゃ!と気負うことがなくなりましたね。自然と片づく仕組みのおかげで「散らからない」というより、「散らかれない」んです。大掃除をしなくても、キレイな状態をキープできているので、私自身の負担がグッと減って、イライラして怒ることも激減し、家族に感謝することが増えました。妻であり、母親でもあるけれど、1人の女性でもあるので、自分の時間もやっぱり大切。家事の手間を減らすことは、自分のやりたいことを実現するための工夫の一つだと思うんです。
──自分の時間が作れる!と思えば、ちょっと収納を改善してみようかなと前向きになれますね。
akiさん:頭で考えるよりも、まず手を動かして行動してみるのがおすすめです。少しの行動が、大きな快適を手にいれる第一歩になります。きっちりやりすぎると余計にめんどくさくなるので、ざっくりでいい。使いにくいと感じたら、元に戻したり、さらに変更していけばいいし、効果を感じられたら、「他にもっと改善できるところはないかな?」と快適を追求してみてください。そうして少しずつでも自分の時間が確保できてくると、家族にも優しく接することができるし、気持ちの余裕も出てきます。忙しいからこそ収納を変えてみると、暮らしがグッとラクになりますよ。
▶プロフィール
akiさん
片づけられない、めんどくさがりやという性格を武器にし、「1歩も動かない」「秒でできる」家事や片づけを実践、紹介。手間ゼロのワザが大人気でInstagramのフォロワーは33.5万人(2024年3月4日現在)。近著に『手間がゼロになる家事ワザ250』(KADOKAWA)がある。
取材・文=鈴出智里
【レタスクラブ編集部】
Information
akiさん
片づけられない、めんどくさがりやという性格を武器にし、「1歩も動かない」「秒でできる」家事や片づけを実践、紹介。手間ゼロのワザが大人気でInstagramのフォロワーは33.5万人(2024年3月4日現在)。近著に『手間がゼロになる家事ワザ250』(KADOKAWA)がある。
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