4時間休みなしでタガメ捜索!? 「香川照之の昆虫すごいぜ!」の熱量が今回もヤバかった

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『香川照之の昆虫すごいぜ!特別編 出動!タガメ捜査一課』(Eテレ)


“教育番組”に「子供が見るもの」というイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。実は最近、「大人でも面白い!」と評判の教育番組が数多く放送されています。中でも「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK系)は回を重ねるごとに注目を集めており、最新の放送でも昆虫マニア・香川照之の深すぎる“タガメ愛”が話題になりました。

■香川照之の昆虫愛が大爆発!

「僕はEテレで昆虫番組をやりたい!」という香川の願いから始まった「香川照之の昆虫すごいぜ!」。8月12日に放送された第3弾も、視聴者を子どもから大人まで楽しませ大反響になっています。

今回は特別課外授業ということで、栃木県でロケが行われました。きっかけは前回の放送で香川が「タガメに会いたい!」と熱く語ったこと。ここで彼は「容疑者を探している“捜査一課長”です。犯人(タガメ)見つけた方ぜひおたよりを!」と視聴者に呼び掛けていました。

これに全国の視聴者から多くの“タレコミ”があり、一番多くタガメの目撃情報が集まったのが栃木県。今回ロケにやってきた香川は、念願のタガメに会えるとあって「栃木県にいる所轄の諸君がいいタレコミをしてくれましたね」と満足気な表情を見せます。

さらにBGMではドラマ「小さな巨人」(TBS系)の楽曲が流れており、「いきなりとばしてるなぁ(笑)」「他局とのコラボ素晴らしい」「BGM流れるだけで笑いとれる香川さんずるい」と視聴者からは総ツッコミ。

水辺でのタガメ捜索が始まると、香川は虫取り網片手に大奮闘。腰を痛めながらも、タガメを見つけるために中腰状態で水の中を凝視し続けます。しかし一人ではなかなかタガメを捕まえることが出来なかったため、スタッフ総出のローラー作戦を敢行。これが功を奏し、数時間に及ぶ捜索の末見事タガメを“確保”しました。

【写真を見る】実は絶滅危惧種であり、なかなか見つけられないタガメ


しかし香川は「でかいのが欲しいね」とまだ満足していない様子で、その後さらなる大物を求めて1人水の中へ。結果的に、見事体長約7cmの大きなタガメを1人で捕獲しています。

結局今回の番組で香川は、食事も休憩もとらず約4時間にわたりタガメを捜索。これに視聴者からは「この番組昆虫もすごいけど香川さんが一番すごい」「昆虫に対する熱量がヤバすぎる。目の輝きが完全に少年」「この人俳優になってなかったら学者になってたかもな…」との声が相次いでいました。

■大人も楽しめる“教育番組”が話題

NHK・Eテレの番組といえば、子ども向けな“教育番組”というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかしEテレには「香川照之の昆虫すごいぜ!」以外にも大人も楽しめる番組がたくさんあります。

「びじゅチューン!」は世界の美術作品をアニメーションと歌で紹介する番組なのですが、映像作家・井上涼のつくる紹介動画が「くせが強すぎる!」と話題に。例えば名画「モナリザ」を紹介した「お局のモナ・リザさん」では、「お局のモナ・リザさん、微笑みBUT目はシャーク」といった特徴的な歌詞の楽曲と共に、ゆるいアニメーションが展開され、「いつまでも曲が耳から離れない」「アニメの中毒性が高すぎる」と大好評。

また2017年3月に最終回を迎えた「ねほりんぱほりん」を「伝説の番組」と称する視聴者も。同番組には“訳あり”のゲストが可愛らしい人形の姿で登場するのですが、そのファンシーな雰囲気と裏腹に扱うテーマはシビアなものばかり。

過去の放送では「2次元しか本気で愛せない女たち」や「元薬物中毒者」が登場し、人形の姿でしか話せない赤裸々トークを披露。「ゲストの話がどれも生々しくて衝撃的だった」「学校では教えてくれない大切なことを教えてくれる番組」と話題になりました。

“攻めた”内容に定評のあるEテレの教育番組。番組表とにらめっこして“神番組”発掘してみるのも面白いかもしれません。

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