アラフィフの婚活はとにかく数! 口説き文句は「パートナーがいたら安心じゃない?」/影木、おひとり様やめるってよ(3)

アラフィフの婚活はとにかく数を撃つ! 口説き文句は「パートナーがいたら安心じゃない?」

人気漫画家の婚活事情。マッチングアプリや結婚相談所に頼れなかったワケ/影木、おひとり様やめるってよ(1)
『50婚 影木、おひとり様やめるってよ』3話【全5話】


20~30代は趣味に仕事にまい進し、40~50代でいざ婚活を始めてみたら、周りは既婚者がほとんどで候補となる“お相手”を見つけることすら難しい…というのが婚活のリアル。そんななか、約4年におよぶ婚活を実らせ50歳でめでたく結婚したのが、人気漫画家の影木栄貴さん。「ウィッシュ」でおなじみのミュージシャン・DAIGOさんの姉であり、元内閣総理大臣の竹下登さんの孫としても知られています。

仕事が順調で一人で生きていく分の体力(お金)はある、だけど年齢とともに体調不良も実感する。このまま“おひとりさま”だと迷惑をかける? 女としてもまだ終わりたくない…そんな影木さんの心の内と婚活事情を赤裸々につづった『50婚 影木、おひとり様やめるってよ』を5回連載でお送りします。今回は第3回です。

※本記事は影木栄貴著の書籍『50婚 影木、おひとり様やめるってよ』から一部抜粋・編集しました。


影木さんが結婚を報告した時の弟・DAIGOさんの反応は…

結婚を報告した時の弟・DAIGOさんの反応は…


とりあえず数撃っとけ

婚活を始めてから今の夫と出会うまでの約4年間、私はとにかくたくさんの人にアクションを起こしました。自分の中で「いい人」と思ったら、まずは結婚できるかどうか聞いてみるという行動を繰り返しました。

「将来的にパートナーがいると思うだけで安心しない?」
「ワイ一人で生きていく分だけの体力(お金)はあるし、そういう意味では迷惑はかけない。でも、お互い困ったときに支え合えるって理想的じゃない?」

口説き文句はだいたいこんな感じ(笑)。
漫画の取材のために連絡をとった知り合いの医者や、ウサギを飼ったときにお世話になった若い獣医さんにも「人生のパートナーになれないかな?」と聞きましたがあっさりNGをもらいました。「人として尊敬してるし長く付き合っていきたいけど、ぶっちゃけ子どもが欲しい」って。そう、年下の男性はそういう感じでほとんど全滅でした。私的にもそりゃそうだよねとあっさり諦められました。ただ、その代わりに「将来私が病気になったときはよろしく」とか、「将来、私が孤独死したとき、飼っているペットがいたら引き取ってくれ」と老後の保険をかけたりはした(笑)。

テレビ出演をきっかけに知り合ったプロデューサーは、ガンダム好きという共通点で仲良くなりましたが、既婚者でした。コミケで知り合った男性も既婚者でした。共に「離婚したあかつきには教えてくれ」と伝えておきましたが、まあこのパターンで離婚する人はいなかったですね。既婚者を待つのは効率的じゃないかもしれません。

関西に漫画の審査で行ったとき、その地域の漫画家さんたちが見学に来ていて、その方々に「結婚していますか?」と聞いて回りましたが、みんな既婚者でした。その節は初対面で大変失礼いたしました。

著=影木栄貴/『50婚 影木、おひとり様やめるってよ』

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