柔軟剤を使うとタオルが乾きやすい!?梅雨時期に知っておきたい部屋干しで早く乾かすコツ
外干しできない梅雨時期は部屋干しの機会が増えますよね。部屋干しで気になるのが、生乾きのイヤなニオイ!この「部屋干し臭」は洗濯物がきちんと乾かず湿った状態が続いた衣類から発生しやすいので、なるべく早く乾かすことがポイントです。
柔軟剤は部屋干しの強い味方!
そこで、ライオン株式会社が部屋干し対策におすすめしているのが柔軟剤です。柔軟剤を使うと「ふんわり仕上がる」「いい香りがする」などの効果が知られていますが、実は「洗濯後にタオルに含まれる水分が少なくなる」という効果も!
ライオン株式会社のアンケート調査によると、より早く乾かしたいアイテムとして、バスタオルやタオルなど「タオル地」のものがあげられています。そんなタオル類を早く乾かすためには、「脱水直後の水分量」が大きなポイントになります。脱水直後の衣類に含まれる水分量をできるだけ少ない状態にしてから干せば、その分早く乾くのです。
上のグラフは、洗濯回数30回の綿タオルの脱水直後の水分量を比べた結果を示しています。
・水分量:柔軟剤未使用の脱水直後のタオルの水分率を100%としたときの相対値
・タオル:30×70cmのフェイスタオル
・洗濯条件:縦型洗濯機の標準コースで洗濯、浴比20倍
洗濯時に柔軟剤を使ったフェイスタオル、使っていないフェイスタオルの脱水直後の水分量を比べると、柔軟剤を使用したタオルは、使用していないタオルに比べて、脱水直後の相対水分量が5%(※)少なくなっていました。
※ タオルや柔軟剤の種類、及び洗濯条件によって、柔軟剤使用による相対水分量の値は変化します。
さらに柔軟剤には、抗菌効果があるため、部屋干ししている時、部屋干し臭の原因となる菌の増殖を防いでくれる効果もあります(すべての菌の増殖を抑えるわけではありません)。
この季節、柔軟剤はどう選べばいい?
そんな部屋干しの強い味方、柔軟剤ですが、何を選べばいいか迷うことはありませんか?部屋干しでは柔軟剤の香りが部屋に広がるので、目的や自分好みの香りで柔軟剤を選んで、梅雨時期の憂うつな気分も吹き飛ばしたいですね。
衣類着用中の香りは自分だけにおさめたい派には…
心地よい香りを楽しみたいけれど、周囲への配慮も忘れない。その両方を叶えるのが、美残香『ソフラン Airis(エアリス)』。洗濯が終わって脱水した直後は、ピュアな香りが軽やかに香って、衣服を身にまとうときには、すーっと香りがおさまって自分だけにほんのりと香ります。また、独自の技術エアリーフィール処方でふわり、そしてさらりとした仕上がりを実現します。
徹底的に消臭したい派には…
とにかく衣類の生乾き臭や汗のニオイ・体臭が気になる、徹底的に消臭したいという方には『ソフラン プレミアム消臭』がおすすめです。ソフラン最高レベルの抗菌力で、生乾きでも、劇的抗菌で菌を生ませず(※)におわせません。
※ 菌の増殖がないこと(洗濯直後比)。すべての菌の増殖を抑えるわけではありません。
自分のなりたいイメージで選びたい派には…
柔軟剤を香りで選ぶのもおすすめの方法です。『ソフラン アロマリッチ』の香りは5タイプ。ジュリエット(魅惑的に) 、キャサリン(華やかに)、ダイアナ(フェミニンに)、 サラ(みずみずしく)、エリー(爽やかに)と、自分のなりたいイメージで香りを選ぶことができます。厳選した天然アロマオイルを配合した奥深い香りで、キャップに注いだときから衣類を脱ぐときまで香りがずっと変わらず続くのも特徴です。洋服を着ている時も、自分のなりたい香りが気分をあげてくれるのがうれしいですね。
部屋干し派、必見!タオルを早く乾かす洗い方から干し方まで
部屋干し臭の原因は、洗濯の時に落としきれなかったわずかな「汚れ」と「菌」。菌の餌となる汚れをしっかり落とし、菌の増殖を抑える(早く乾かす)ことで、部屋干し臭の発生を抑制できます。早く乾かすためには、「柔軟剤を使い」「脱水時間を長めに設定」するのがおすすめです。
Step.1 洗剤は抗菌効果の高いタイプを使用する
抗菌タイプの洗剤『NANOX one ニオイ専用』を使うことで、防臭・消臭はもちろん、洗濯のあと、干している間や乾燥後に菌が増殖するのを防げます(※)。液体タイプの酸素系漂白剤『ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル』を併用すると、さらに消臭効果アップが期待できます。
※ すべての菌の増殖を抑えるわけではありません。
汚れをしっかり落とすために、バスタオルを洗濯槽にいれる時、一番下に「広げて」入れるのがポイントです。汚れやすい中央部分をしっかり洗浄するために、バスタオルが丸まったり折り曲がったりしないように、一番下に広げて敷くようなイメージです。また脱水時間の設定をワンランク長くするだけでも、水分量を減らすことができます。
Step.2 柔軟剤で仕上げる
柔軟剤を使うことで速乾性がアップ。柔軟剤は、洗濯機の柔軟剤投入口に入れましょう。
Step.3 洗濯が終わったら、なるべく早く取り出して干す
洗濯終了後に洗濯物を取り出さずにそのまま放置しておくと、菌が増殖してしまいます。洗濯が終わったら、できるだけ早く洗濯物を取り出して、すぐに干しましょう。取り出したタオルを数回ほど、パンパンッと振りさばくことでも、パイルが立ち上がり、ふっくら仕上がり、早く乾きます。
<バスタオルが早く乾く干し方>
1. 「ずらし干し」
竿やパイプハンガーなどに直接干す時は「裾をそろえない」のがポイント。洗濯物は上から乾いていくので、下は湿った状態が続きます。そのため、裾をそろえて干すと湿った部分が重なって、乾くまでに時間がかかるので、ずらして干すのがおすすめです。
2.角ハンガーには「蛇腹干し」
角ハンガーなどの小物干しに干す時は、蛇腹(じゃばら)状に干して風の通り道をつくると良いでしょう。バスタオルと衣類を一緒に干す場合、「外側にバスタオルを蛇腹状に干し、内側に他の衣類を干す」ことが、早く乾くポイントです。
これらの対策をすることで、梅雨シーズンの洗濯のお悩みとストレスが解決!普段から部屋干し派の人もぜひ試してみてくださいね。
文=秋武宏美
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