「帝王切開」という言葉は誤訳だった?古代ローマの伝説は間違い!/大人の最強雑学1500(26)

「帝王切開」は誤訳から生まれた!?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』26話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


「帝王切開」は誤訳から生まれた!?


古代ローマの将軍カエサル(シーザー)には、母親のお腹を切開して生まれたという伝説がある。ここから、こうした手術をラテン語で「帝王切開」を意味する「section caesarea」と呼ぶようになったといわれるが、これは間違いだ。

紀元前の医療事情を考えた場合、このような手術はあり得ないし、実際、カエサルの母親も長生きしたと伝わっている。

「caesarea」は、「切る」を意味するラテン語だが、これがドイツ語に訳された時、カエサルに由来する「kaiser(皇帝)」と誤訳され、現在まで使われ続けているというのが真実だ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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