包帯のような柔らかさ! 手術後のデリケートな肌に寄り添う最新下着って?
女性がかかるがんの第1位、乳がん。現在は14人に1人が罹患するといわれ、年間6万人以上の方が乳がんと診断されているそうです(出典:がん情報サービス)。
生活に気をつけていても発症してしまうがんは、早期の発見が重要。とはいえ状態によっては乳房の手術を受けることも…。
切除や温存、再建など、現在は様々な手術の方法があります。しかしながら、どの手術も術後には非常にデリケートな状態となり、下着ひとつ着けるのにも負担がかかりがち。そんな術後の女性の乳房を守るブラジャーがあるのをご存知ですか?
乳がんの予防・検診の啓発、術後のサポートを含めた患者の支援、正しい知識の普及活動を行う「ブレストケア活動」を、50年にわたり推進しているのが下着メーカーのワコール。その活動のひとつ「ワコールリマンマ™」から、乳がん等で乳房を手術した人向けのインナーウェアが販売されていますが、2024年8月8日に新発売となった最新下着は、術後間もない方も着用ができるとのこと。
「ずり上がりが気になる」「縫い目が少なく」「肌あたりがやさしいものが欲しい」など、様々な要望を受け開発されたというこちらのブラジャー。包帯のようなやわらかさがあり、手術痕を包み込む設計で、術後の繊細な肌や圧迫感に配慮した締め付け感を軽減するものなんだとか。肌側は、ふんわりとした触感のやわらかいパイル組織の生地となっており、さらに縫製部位を減らすことでからだへの負担を最小限に抑えてくれるんだそう。
「やさしいつけごこちのブラジャーが欲しい」という声を反映し、縫い目が少なく術後すぐに着用できるようになったという最新のブラジャー。デリケートな肌を守ることのできる下着で、心も体もリラックスできそうですね。
文=ライターT
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