海外で“お米”が健康食品として大人気! 「グルテンフリー」ブームが後押し

農林水産省は9月8日、「米」を海外に売り出す「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト構想」を発表しました。じつは現在、国内の米消費量が減る一方、海外の米人気は高まっています。なぜ日本人の主食である米が、海外で求められているのでしょうか?
「グルテンフリー」な食材として注目される
米が海外で注目を集める理由のひとつが、近年話題の「グルテンフリー」です。グルテンとは、小麦などの穀物に含まれるタンパク質のことで、体調不良などを引き起こすアレルゲンでもあります。モデルのミランダ・カーさんなどの人気タレントが、このグルテンを含まない「グルテンフリー」生活を健康法として取り入れたこともあり、いまでは一大ブームとなっています。
米もまた、グルテンを含まない「グルテンフリー」食材なので、健康志向の外国人たちが日々の食事に取り入れ始めているのです。
海外展開のカギを握る加工食品
「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト構想」は、食生活の欧米化などで消費が減る国内の米を、需要の高まっている海外で売るという狙いがあります。2019年の目標となる輸出額は約600億円。これには、米だけでなく、せんべいやおもちといった加工品も含みます。海外市場への売り込みには、米に関わる生産者や輸出業者を政府がバックアップ。海外へのPRや安定した供給を後押ししてくれるとのことです。

海外への売り込みでカギになるのが、米を使った加工食品でしょう。いわゆる「ごはん」に馴染みのない国の人でも、玄米フレークのようなシリアルや米粉を使った麺類なら、受け入れやすいという期待もあります。おいしくて健康にもよく、さまざまな食品への加工もできる米。このプロジェクトをきっかけに、世界中でもいっそう、日本のお米が愛されるようになるといいですね。
【関連レシピ】甘栗としいたけの炊き込みご飯
市販の甘むき栗で手軽に味わい深く

<材料>(2~3人分)
焼き豚(市販品)…60g
干ししいたけ…3~5枚
長ねぎ…1/2本
むき甘栗(市販品)…1袋(35g)
米…2カップ(360ml)
とりガラスープの素…小さじ1
・酒、しょうゆ、みりん、ごま油、塩
<作り方>
1.米は炊く30分ほど前に洗い、ざるにあけて水をきる。
2.干ししいたけは2カップの水につけてもどし、軸を落として細切りにする。もどし汁はとっておく。焼き豚は5mm角に、ねぎは粗みじんに切る。
3.炊飯器に米を入れ、しいたけのもどし汁とスープの素を混ぜて加え、2カップの目盛りまで水を注ぐ。酒大さじ2、しょうゆ大さじ1/2~1、みりん大さじ1/2、ごま油小さじ1、塩小さじ1/2を加え、2のしいたけ、焼き豚、ねぎ、甘栗をのせ、普通に炊く。炊き上がったらさっくりと混ぜ、器に盛る。
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