糖質オフ商品に欠かせない“希少糖”、キノコの培地から量産可能に?

毎日の食事や間食で、ついつい摂ってしまう「糖質」。これを摂り過ぎると、血糖値が上がって肥満や糖尿病の原因になると言われています。それを防ぐため、毎日の食生活で糖質の量を減らす「糖質オフ」の考え方が、最近話題になっています。
そんな中、長野県テクノ財団が東京理科大学などと協力して、糖質オフに役立つ「希少糖」を生み出す研究に本格的に取り組むことを発表しました。いったいどんな研究なのでしょうか?
糖質オフの切り札・希少糖
希少糖とは、その名のとおり「自然界にはほとんど存在しない希少な糖類」のことを指します。砂糖と比べると「カロリーが低い」、「血糖値の上がり方が緩やかになる」、「内臓脂肪の蓄積を抑える」などの効果が証明されています。これまで使われていた砂糖を希少糖に置き換えるだけで、無理なく糖質オフを実現できるので、食品業界からも注目されています。

キノコの培地から希少糖を量産!?
長野県ではキノコの栽培が盛んですが、栽培に使った後の培地の処理が問題となっていました。今回の研究では、使用済み培地には「セルロース」という物質が多く含まれていることに注目し、ここから希少糖を生み出すことを目指しました。
セルロースを化学分解して「グルコース(ブドウ糖)」を抽出し、さらにそれを化学反応させることで、希少糖を生成することに成功したのです。今後は、グルコースの抽出の効率を高め、より多くの希少糖を生成できるように研究を進めていくとのこと。
希少糖が量産されるようになれば、希少糖を使った糖質オフ食品がより身近なものになりそうです。ダイエットを気にせずに食べられる甘いものが、もっと増えるといいですね。

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