いまどき朝ごはんは学校で! 児童の欠食率を改善するための取り組み広がる

#食   
朝ごはんを、家で食べてこない児童が増えています。


文部科学省が平成27年に発表した「全国学力・学習状況調査」によると、朝ご飯を食べないことがある小学6年生が12.5%、中学3年生が16.2%いることがわかりました。そんな欠食児童への対策として、現在、各地の小中学校で朝食を提供する動き出てきていて、朝食を食べる習慣を身に着け、健やかに成長するための取り組みが広がっています。

 

欠食児童が増えている?朝食抜きの弊害とは


朝ご飯を食べない児童が増えている背景の1つに、生活習慣の乱れがあります。スマホを始めとするコミュニケーションツールの普及、夜遅くまでの塾通いなど、生活習慣がむかしと大きく変わった結果、遅寝遅起きになり、朝食を摂り逃す子供が増えているようです。

しかし、時間がなかったり、面倒くさがったりして、なにも食べずに学校へ行くと、体がしっかりと目覚めず、勉強にも身が入りません。これが習慣化すると、成長いちじるしい時期に、健康が損なわれてしまう恐れがあるのです。

【写真】朝ごはんを食べないと、勉強に身が入らなくなってしまいます。


 

学童期の習慣が大切!健康な大人になるために


子どものころに悪い習慣が身についてしまうと、大人になってから正すことは簡単ではありません。家で朝食を食べなくても、学校に用意されていれば、食べる機会も増します。ふだんは朝食を食べない子供も、友達といっしょなら、「食べてみようかな」という気になることも。

食育の一環として学校で朝食を提供することで、生活習慣が整い、授業に集中できる態勢になることが期待されています。朝はなにかと忙しく、時間がないものですが、家庭でも朝食を大切にし、しっかり摂るようにしたいですね。

子どもの健全な育成のためには、朝食がとても大切。


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