ファンサが過ぎる4時間超!超人気韓国俳優キム・ナムギル来日ファンミーティング@埼玉 笑いと感動の超詳細レポート!

2択で本音に迫る! ROAD TO CHOICE

ファンから募集した2択の質問にナムギルさんが答えていくコーナー

1. 一番カッコよく見える顔の角度は「右」or「左」
→右側は男らしく、左側は柔らかい印象。

2. 一生それだけを撮影するなら「ラブロマンス」or「アクション」
→精神的に大変か、肉体的に大変かを選ぶ問題。死ぬまでどっちをやりたいかというのは分からないけど、次にやるとしたら「恋愛」。

3. より我慢できないのは「自分の言葉に反応が薄い人」or「自分の話に割り込んでくる人」
→自分の言葉に反応が薄い人。
自分の話に割り込んでくる人は、自分(=キム・ナムギル)も話好きだから会話がしやすいと思うそうです。

4. 役作りで大変なのは「10キロ増量」or「10キロ減量」
→10キロ増量。
減量だったら運動して筋肉の量を増やして健康的に痩せることもできるからだそう。とはいえ、今は両方大変とのこと。

5. 日本のファンミでファンに期待されていることは「楽しいトーク」or「すばらしい歌声」
「トークかな? 皆さんはこんなふうに思っているかもしれません。“久しぶりに会えてすごくうれしいけど、なんでこんなに喋るの?”(会場笑い)こんなふうに話をしすぎないためには、頻繁に会えばいいんじゃないかな?」
このナムギルさんの言葉に会場からは大きな拍手が。「両方見たい人?」という司会者からの問いかけに大きな拍手がありました。

「僕のボーカルトレーナーのミンちゃんがいつも言うには、しゃべりすぎると声がかれるんですね。だからいつも切実にお願いされます。」
そういうと声マネをしながら「『ナムギルさん、ナムギルさん、喋りすぎないで。声がかれちゃうよ。お水をたくさん飲んで。…(独り言のように)たくさん喋ってる』」
ナムギルさんは言葉を区切りながら話すので、観客は少ない時間差で言葉が理解でき、ここでも笑いを取っていました。

ファン歓喜! 名ドラマのあのナレーションを日本語で披露

“GILPOTIFY”と題し、ナムギルさんの音楽の好みを知っていくコーナー

ゲストとして、ボーカルトレーナーのミンちゃんこと、キム・ミンソク氏が登場。
韓国でボーカルスクールを運営する方で、『赤と黒』の時から13年くらいの付き合いなんだとか!

 『赤と黒』でゴヌクを演じるキム・ナムギル

○『赤と黒』
財閥の後継者として育てられるも、容赦なく捨てられた男シム・ゴヌク(キム・ナムギル)が復讐を果たそうとする物語。韓国で2010年、日本で2011年に放送されたキム・ナムギルの代表作の1つ。

『赤と黒』(C)アジア・コンテンツ・センター/グッド・ストーリー/NHK
U-NEXTにて配信中

ミンソク氏は今回のファンミの選曲について「『熱血司祭』の撮影が遅れたため練習時間が足りなかった。だから早くマスターできる曲を選ぼうとしたけど、ナムギルさんが難しい曲を選んだから大変だった」と明かします。

そして、候補曲となったのがこちら。
1. Ado「うっせえわ」
ナムギルさんはAdoについて「パフォーマンスがすごくいいし、ステージ上のエネルギーを見ると演技の参考になる。カッコいい」と話しました。

2. 映画『冷静と情熱のあいだ』OST
※2001年に公開された竹野内豊さん主演のラブロマンス映画

「僕はこの映画が大好きです。ラストで男性主人公と女性主人公が汽車の中で出会うシーンがあるんです。映画全体がいいか悪いかと捉えるかは人それぞれですが、僕はこの映画はラストシーンのために描かれてきた映画だって思ったんですね。
2人が出会う時に男性主人公がナレーションをする場面があります。それを見てこういう恋愛ドラマを一度やってみたいなと思いました。だから恋愛ドラマの台本を読む時はこの曲をかけながら読みます。」


そうして音楽が流れると、ナムギルさんはなんと、そのナレーションを日本語で披露!
思わぬサプライズプレゼントとその完成度の高さに、会場から拍手の嵐が。
前日に3時間の猛練習をしたそうで、幻聴が聞こえるほどだったそう。
日本語のイントネーションがすごくきれいで、指導したミンソク氏は「ナムギルさんは日本語が話せないけど、幻聴が聴こえ始めた頃、完ぺきにこなしていました。」と絶賛。

ナムギルさんの低音ボイスを日本語で堪能できたファンは大興奮でした。

3. 因縁/イ・スンチョル


音楽が流れだすと一緒に歌い出すナムギルさん。ナムギルさんは歌いたかったそうですが、ミンソク氏がNGを出したそう。「ナムギルさんは自分の歌いやすい音域を認めずに、キーが高いものを歌おうとする」と。ただ、ナムギルさんいわく、ミンソク氏に却下されて昔に比べて選曲の腕が上がったとのこと!

4. The Weekend /BIBI

運転をしている時に聴く曲。歌詞は悲しいけど、楽しいリズムで作ったのが気に入ったそう。ちなみにBIBIは女優としても活動しており、『熱血司祭』にも出ています。


5. 愛を伝えたいだとか/あいみょん
歌わないけれど、聴くのが好きな曲とのこと。ミンソク氏はあいみょんが路上ライブから人気が出たため、ナムギルさんとの共通点を感じ、おすすめしたそう。

6. 憧れ/パク・ヒョシン


この歌手の曲は韓国の男性は気軽に歌えないそうです(原曲の歌手の歌唱力がすごいため)。
けれども、すばらしい曲がたくさんあるので候補曲としていつも入り、歌詞がファンとアーティストの間の心を伝える曲なのでファンの皆さんの前で歌いたいとのことで1番だけナムギルさんが披露してくれました。

ミンソク氏が「自分のスタイルで歌えるのがナムギルさんのすごいところ」と褒めると
「今はこうやって言ってくれていますが、以前は…(ミンソク氏のマネをしてため息)『その人と同じように歌おうとしないで。全く同じように歌うことはできないから。自分のスタイルを探して』」とアドバイスされたとのこと。ナムギルさんはさすが俳優だけあって、ミンソク氏のモノマネも上手です。

7. 馬と鹿/米津玄師
ミンソク氏が日本語の曲を何曲かおすすめした中で、一番難しい曲。
ナムギルさんは米津玄師さんがお好きでこの曲は歌詞も気に入ったそう。

「頑張ってね」というミンソク氏の声援を受け、「馬と鹿」を披露します。
既に散々トークをしたあとなのに、とてもきれいな声で観客を魅了!

第2部開幕 客席からサプライズ登場

第2部は、濃グレーと白のモヘアカーデに白Tシャツ、ブーツカット黒パンツ、スニーカーに衣装チェンジ。

客席からサプライズ登場し、客席を回りながら「Hug Me (Jung Joonil 曲)」を歌いますが、大盛り上がりすぎて改めて歌うことに。


そして3時間が経過し2部がスタート!

ファン参加型! 激ムズクイズ大会やステージでのリレーゲーム

1つ目は、ナムギルさんに関するクイズを観客が○×で答えて、正解した人はそのまま立ち続ける「選択 運命のクイズ」コーナー。
「立つのが大変な方は座っていても大丈夫です」とファンを気遣う優しさも。

クイズは、ナムギルさんが動画の中で使った卵の個数や、ドラマに出てきた車のナンバーなど超マニアックなものばかりで、初めから不正解者が続出。
ナムギルさんも答えが分からなかったと言い、「一番最初から難しい問題を出したのでは?」と言っていました。それでも勝ち残った7名のファンにはプレゼントされ、喜びの声が上がりました。

2つ目は、「熱血リレーゲーム」と題し、ファンとナムギルさんが協力するコーナー。

Aチーム、Bチーム、Cチームと座席で区分され、C→B→Aの代表者(開演前に古家さんが抽選して当たった方各チーム3名)がステージ上に上がります。

1人目:ナムギルさんと一緒に縄跳びを3回飛ぶ 
2人目:紙の笛を吹いてちゃんと一緒に吹けたらOK
3人目:一緒に風船を割る
上記3つをこなし、合計タイムを競います。
→結果Aチームの勝利。Aチーム全員にフォトカードがプレゼントされました!
ナムギルさんとファンの距離がより縮まり、会場の一体感が感じられる時間でした。

その後、個人のスマートフォンで撮影OKのフォトタイムと皆でスローガンを持っての記念撮影があり、この瞬間を思い出に残します。

「よりよい演技をするために」2025年の計画

18時40分となり、エンディングが近づきます。

司会者から2025年の計画について聞かれ、ナムギルさんが話します。

「今年2025年は公開される作品が2作品あり、2つの作品で皆さんにお会いできると思います。今回の作品は今までの20代~30代の経験を生かして撮影した作品です。ですが最近僕は、(少し考えて)経験や感情が少なくなってしまったと感じます。

大阪の時に、タムタムや親と時間を一緒に過ごしたいという話をしたので長期間休むんじゃないかという心配の声もあるようですが、そんなに長くは休めません。

今すぐにはお伝えすることはできませんが、この先撮影予定の作品はたくさんあります。俳優として皆さんに演技でいい姿をお見せするのが仕事なので、これから撮影する作品はたくさんあります。

僕が少し休むというのは、これから先も皆さんの前で長く演技するために、さっきもお話ししたように、枯渇した感情を満たさないといけないと思うからです。今日皆さんに会っていいエネルギーを受け取り、その力で今後も頑張っていきます。僕が中身のない俳優ではなく、中身がしっかり詰まった俳優になるためには休息が必要で、多くのものを見て聞いて感じる必要があると考えています。

そんなに長くは休みませんが、充電する時間を取って、皆さんにいい姿といい演技で戻ってこられるようにします。
母はまた自分の話をしたらただじゃおかないと言っていますが、『それも人生の一部だから皆さんと共有した』と、帰ったら話すつもりです。僕が無事であることを祈っていてください。」

とユーモアを交えて真摯に話すナムギルさん。
そして、司会の古家さんが退場します。

披露されたのは反町隆史の「Forever (Beach Boys OST)」。
観客は手拍子しつつ歌いながら、みんなで盛り上がります。

アンコール2回「僕はのどがかれるまで歌えるけど…」

曲が終わり、ナムギルさんはステージから去りますがすぐに「アンコール」の声が。

再び登場し「Can't I Love You (Kin NamGil 曲)」を披露。


観客から「キム・ナムギル!」とコールがあり、一緒に口ずさむ人も。
そして再びの大きなアンコールがあり、2回目となる「Lemon」を歌唱。
歌い終わるとファンは名残惜しい様子。
「家に帰るのをやめましょうか?」というナムギルさんの呼びかけに盛り上がります。

「僕はいくらでもできます。のどがかれるまで続けられますが、準備した歌がないんです。皆さん、今日はここまでにして。皆さんも早く家に帰って休みましょう」

そして最後に「あざす」で締めくくり、15時から19時過ぎまで4時間にわたる公演を終えました。

異例の4時間超えにもかかわらず、ずば抜けたトーク力とセンス、素晴らしい歌声でファンを魅了したキム・ナムギルさん。ファンサービスが過ぎる「ファンミーティング」。これだけ長い時間を過ごせたファンは幸せですね! 次回作で活躍する姿、そしてまた日本で会える日を楽しみにしています!

(C)GILSTORYENT / J HARMONY

『熱血司祭』(C)SBS
U-NEXTにて配信中

『赤と黒』(C)アジア・コンテンツ・センター/グッド・ストーリー/NHK
U-NEXTにて配信中

『医心伝心~脈あり!恋あり?~』(C)STUDIO DRAGON CORPORATION
U-NEXTにて独占配信中

テキスト=Kudo Momoko

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