女子大生がキャバクラのアルバイトに初めて挑戦したら? 思うようにいかない仕事との向き合い方【著者インタビュー】

意気揚々と仕事を始めたものの、思ったようにうまくいかずに辞めてしまった……。そんな思い出を持つ人は多いのでは?
Xで11.5万人のフォロワーがいる人気漫画家のまぼさん(@yoitan_diary)は、美大生のときにキャバクラでバイトをしましたが、すぐに辞めてしまったそう。そんな実体験にもとづいたエピソードを、『勤労ロードショー 今日も財布がさみしくて』に描いています。
今回はまぼさんに、仕事でうまくいかなかった経験について振り返っていただきました!キャバクラのバイトを始めた当時の話も合わせて紹介します。
未曾有のキャバクラブームに乗りキャバ嬢のバイトを開始

まぼさんは高校を卒業し晴れて美術大学に入学。自分史上最高の装いをして入学式にのぞんだり、他の学生が履いている靴のブランドを調べてみたりと、自分磨きにいそしみます。しかし、美術大学はお金持ちの子が多いと気づき、愕然とします。

ファッションだけでなく、美大生ならではの文具や材料の調達にもお金がかかります。そんなときにまぼさんが目にしたのは、アルバイトで24万稼いだという、友達のSNSの日記。
当時は未曾有のキャバ嬢ブームで、大学に通いながらキャバクラで稼ぐ女子大生が多い時期でした。さっそくスカウトの友人に相談し、キャバクラでバイトをすることにします。


おじさんと話が盛り上がったと思い「私も何か飲み物いただいていいですか?」と聞きますが、ものすごい剣幕で断られます。楽しくおしゃべりができず、自分にはキャバクラの仕事は向いていないと悟るまぼさん。

数回勤務したものの、一回もドリンクをつけてもらうことができず、この仕事はやめてしまいました。でも、理想の美大生活を送るにはお金が必要です。次はどんなアルバイトをするのでしょうか?
著者のまぼさんに聞いてみた!
――キャバクラでのアルバイトは、なかなかうまくいかないことが続いていたようですね。特に大変だったことは何でしょうか?
まぼさん:「なんの役にも立たないこと」が一番精神的にきつかったですね。初対面のお客様に、いい意味で「気を使わないコミュニケーションがとれる」方は、きちんと売上をつけていました。でも私は、どうしてもよそよそしいコミュニケーションしかとれず、お客様にもつまらない時間を過ごさせてしまったな、と反省しております……。

――数回勤務したものの、ドリンクをつけてもらうことができず、キャバクラのバイトはいさぎよく辞めていますよね。この時の心境について詳しく教えて下さい。
まぼさん:「意外とこの業界で花開くかも……?」と淡い期待を抱いていたのですが、全然業績が奮わず「やっぱりね!」と思って退散しました。紹介してくれた友人にも、おそらく私が早々に辞める未来は見えていたと思います。

――なかなかうまくいかない就職活動や、デザイン会社での新社会人時代のエピソードは、面白おかしく描かれてはいますが、かなり過酷な状況が多かったようにお見受けしました。この時期の「勤労」から得たものはありましたか? また、この時期を振り返って改めて思うことがあれば教えて下さい。
まぼさん:社会人になって勤めたところは、働く環境の ″当たり前″のレベルが低かったんですよね。転職した後に「上着をかけられる場所があって、男女別のトイレがあるだけで楽園!」と思えるほど、幸福の閾値が下がったことは財産ですね。
また、朝から晩までずーっと図面を描いていたので、のちに転職したとき「なんでまぼさんはそんなに図面描くのが早いの!?」と驚かれました。少年漫画で、特訓を積んでスピードとパワーが強化された主人公のような扱いを受けて大満足でした(笑)。

* * *
キャバクラのアルバイトや、デザイン事務所での勤務経験など、ちょっぴり苦々しい思い出を語ってくれたまぼさん。でも、その経験があったから得られたものもあった、と前向きな言葉もいただきました。この後につづく、まぼさんのアルバイトと就活エピソードもぜひご覧くださいね。
取材・文=ゆらり
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