ケチャップの旨味を引き出したソースと絡めて【ポークチャップ】

 ポークチャップ

【画像】作り方手順を写真で確認する
『はじめの自炊帳』3回【全3回】


土井善晴さんを父、土井勝さんを祖父にもつフランス帰りの料理家・土井光さんが、代々引き継がれてきた“土井家の味”をビギナー向けにアレンジした、ふだん料理の入門レシピ。現代の食材や調味料を用いた、特別なテクニックを使わない“究極のふつうのごはんの作り方”は、今日すぐにでも気軽にトライすることができます。
これから自炊をはじめてみたいという人はもちろん、ふだん料理は作っているけれどシンプルな定番レシピが知りたいと思っている方にも。

ポークチャップ


【材料(1~2人分)】
豚ロース肉…2枚(1枚120~130g)
玉ねぎ…小1個
マッシュルーム…60g
ケチャップ…1/2カップ
赤ワイン(なければ酒)…1/4カップ
水…1/2カップ
バター…15g
サラダ油…大さじ3
塩、胡椒、小麦粉…各適量
スパゲティ、ブロッコリー(付け合わせ)

【作り方】
1. 玉ねぎは3mmくらいの厚さに、マッシュルームは薄切りにする。

2. 肉は筋切りをする。塩胡椒をしたら小麦粉を薄くまぶす。

3. フライパンにサラダ油大さじ2を入れ、豚肉の表面の色が変わる程度に両面焼き、いったん取り出す。

(1)玉ねぎは3mmくらいの厚さに、マッシュルームは薄切りにする。 (2)肉は筋切りをする。塩胡椒をしたら小麦粉を薄くまぶす。(3)フライパンにサラダ油大さじ2を入れ、豚肉の表面の色が変わる程度に両面焼き、いったん取り出す。


4. サラダ油大さじ1とバター10gを入れて、玉ねぎとマッシュルームに焼き色がつくまで炒める。

(4)サラダ油大さじ1とバター10gを入れて、玉ねぎとマッシュルームに焼き色がつくまで炒める。


5. 塩小さじ1/3、ケチャップを加えて、ケチャップの色が渋くなるまでよく焼き炒める。

(5)塩小さじ1/3、ケチャップを加えて、ケチャップの色が渋くなるまでよく焼き炒める。(6)肉を戻してなじませたら火を強めて赤ワインを加えて煮立てる。 (7)水を加え、ソースがポテッとしてくるまで優しく火を通す(火が通ったかきちんと確認する)。


6. 肉を戻してなじませたら火を強めて赤ワインを加えて煮立てる。

7. 水を加え、ソースがポテッとしてくるまで優しく火を通す(火が通ったかきちんと確認する)。

8. 仕上げにバター5gを落として火を止める。

(8)仕上げにバター5gを落として火を止める。 (9)茹でてオイルをからめたスパゲティ、茹でたブロッコリー、肉、ソースをお皿に盛ったら完成。


9. 茹でてオイルをからめたスパゲティ、茹でたブロッコリー、肉、ソースをお皿に盛ったら完成。


【著者プロフィール】
土井 光(どい・ひかる)
1991年、大阪生まれ東京育ち。フランスで三ツ星レストランや老舗菓子店に勤め、在仏7年後帰国。現在は父である土井善晴の事務所に勤務。大学や調理師学校の講師、コラム執筆、フランスと日本文化をつなぐイベントなどを行う。趣味はマラソン。

※本記事は土井光著の書籍『はじめの自炊帳』から一部抜粋・編集しました。

著=土井光/『はじめの自炊帳』

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