最近イライラしてない? そんな時は「GABA」を含む食品でストレスを和らげましょう

「GABA(ギャバ)」という言葉を、聞いたことはありませんか?
仕事や人間関係、急速に発展したSNSによる情報過多などから、現代人は多くのストレスにさらされていますが、ギャバは抗ストレス作用を持つ成分の代表格として、いま注目されています。
ストレス軽減や睡眠改善にも効果あり
ギャバとは、動物や植物、私たちの体内にも存在している「天然アミノ酸」の一種。英語名を「Gamma Amino Butyric Acid」(γ-アミノ酪酸)といい、その頭文字を取った略称がギャバなのです。
ギャバには脳や脊髄で抑制性の神経伝達物質として作用する、ほかのアミノ酸にはない働きがあります。そのため、脳に作用してストレスをやわらげたり、イライラの原因でもあるドーパミンのような「神経伝達物質」の分泌を抑制してくれるのです。
2016年には、国際学術誌「Food Science and Biotechnology」において、寝つきがよくなる入眠効果や、深い睡眠をうながし、気分よく起きられる睡眠改善効果が報告されました。また、同誌では、ギャバは摂取してから30分程度で体内に吸収されることも明らかにされています。

毎日の食生活に! 増え始めたギャバ配合食品
抗ストレス作用に加え、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)向上にもつながる睡眠改善にも効果のあるギャバ。
以前から健康食品やお菓子は発売されていましたが、ここにきて「ギャバ醤油」(ヤマモリ)や、「+GABAたくあん 甘口」(東海漬物)など、食卓に上るようなものも発売され始めました。
「最近ストレス溜まってるな」と感じている人は、ギャバを含む調味料や食品を日々の料理に取り入れてみるとよいかもしれませんね。
【関連レシピ】まいたけとれんこんの発芽玄米ピラフ
ギャバを含む食べ物の中でよく知られているのが発芽玄米。100g中に10mgも含まれています。なんと白米に含まれるギャバの約10倍!

<材料>(4~5人分)
まいたけ…1パック
れんこん…1節
発芽玄米…3カップ(540ml)
玉ねぎ…1/6個
固形スープの素…1個
・オリーブ油、バター、塩、こしょう
<作り方>
1.米は洗わずに使う。まいたけは小房に分ける。れんこんは皮をむいて1cm角に切り、水にさらす。玉ねぎはみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブ油、バター各大さじ1/2を熱し、玉ねぎを入れて炒める。しんなりしたら、まいたけとれんこんを加えてサッと炒め、米も加えてひと炒めする。
3.炊飯器に2を入れ、目盛りよりやや少なめの水、砕いたスープの素を加えて炊く。蒸らしてから塩、こしょう各少々で味をととのえる。
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