夫のいびきに自身の加齢…。子育て世代の女性が安眠を妨げる敵に打ち勝つには?

連日の猛暑に熱帯夜。寝苦しい季節の到来に、早くもぐったりしている人も多いのではないでしょうか?暑くてなかなか寝付けなかったり、エアコンを使ったら冷え過ぎちゃったりと、夏の睡眠はなかなか厄介なもの。でも暑さでバテやすい夏こそ、ぐっすり眠って疲れを取りたいですよね。そのためには、暑さ対策はもちろんのこと、そもそも多くの人が抱えているといわれる睡眠トラブルに向き合うことも大切です。
そこで、レタスクラブWEBでは子育て世代の女性たちの「睡眠」にフォーカスして意識調査を実施しました。みなさんの睡眠にまつわるお悩みから快眠を得るための工夫まで、沢山の声が集まりました!
(2025/6/13~2025/6/19実施:回答者950人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の158人の回答を抽出)
子どもの蹴り、夫のいびき、頻尿etc…。6割以上が睡眠に苦悩!

まずは「あなたは日々の『睡眠』に満足していますか?」と質問したところ、「満足している」と答えた方は25.3%と全体の約1/4に留まる結果に。対して「不満がある」と答えた方は62.7%と約6割強の方が睡眠になんらかの不満を抱えていることがわかりました。
具体的な不満の原因としては、「トータルの睡眠時間が短い(61.6%)」「眠りが浅い(61.6%)」「夜中に目覚めてしまう(54.5%)」など、十分に眠れていないことへの不満がトップ3を占拠。フリーコメントでも「子どもに蹴られる」「夫のいびきがうるさい」などの外的要因のほか、「トイレが近くて起きてしまう」といった内的要因により睡眠が妨げられているという声が多く寄せられました。
眠りが浅くなったり頻尿になったりするのは、加齢によるところも大きいもの。ある意味仕方ないことではあるけれど、子どもに夫に自身の加齢と、子育て世代の睡眠はあらゆる角度からジャマが入ってくるからしんどいですよね。その結果、睡眠が細切れになって、深い眠りが得られにくい状況に置かれているとも考えられます。朝起きられないくらい熟睡できていた若かりし頃が、今となっては羨ましく思えてきちゃいますよね。

またその他の意見として、「寝ても疲れが取れない」「寝ても寝ても眠い」という声も多く見られました。睡眠時間は足りているはずなのに、なぜか疲れが取れないという場合は、睡眠の質が落ちている可能性が高いそう。翌日に備えて体を休めるという睡眠本来の目的が達成されなければ、疲労はたまるいっぽう。どうにかして打開したいところですよね。
■睡眠における不満の原因はなんだと思いますか?
・トータルの睡眠時間が短い(61.6%)
・眠りが浅い(61.6%)
・夜中に目覚めてしまう(54.5%)
・入眠時刻が遅すぎる(25.3%)
・起床時間が早すぎる(24.2%)
・寝具が合わない(17.2%)
・寝室の環境(明るい・暑いなど)(10.1%)
・その他(11.1%)
自分に合った寝具はマスト! 快眠のためにコレやってます
そこで今度は、「睡眠に満足している」と答えた方に、快眠の秘訣を聞いてみました。

もっとも多かった答えは「決まった時間に寝る・起きる(52.5%)」ということ。やはり規則正しい生活で睡眠リズムを整えることが大切なようです。続いて「自分に合う高さや硬さの枕を使用する(30.0%)」「自分に合う素材の布団を使用する(27.5%)」「自分に合う固さのマットレスを使用する(22.5%)」など、寝具にこだわっているという回答が目立ちました。「枕が変わると眠れない!」なんて話もよく耳にしますが、実際にも睡眠環境を整えるのに、寝具が果たす役割は大きいといえそうです。
■快適な睡眠を得るためになにか工夫をしていますか?
・決まった時間に寝る・起きる(52.5%)
・自分に合う高さや硬さの枕を使用する(30.0%)
・自分に合う素材の布団を使用する(27.5%)
・自分に合う固さのマットレスを使用する(22.5%)
・スマホを見ない(10.0%)
・温かい飲み物を飲んで寝る(7.5%)
・特に工夫はしていない(5.0%)
・その他(5.0%)
また、その他の回答の中にも、いろいろな快眠アイデアが寄せられたので、その一部をご紹介します。
・ 耳栓を毎日、アイマスクは日によって使えるように準備してます
・静かな環境で(音楽も流さず)真っ暗な中で寝る
・薄手の羽毛布団やパジャマを用意して、温度に合わせて足したり引いたりしている
・夕食後はカフェインを摂らない
・毎晩の入浴
・寝る前にストレッチをする
やはり大切なのは睡眠環境の整備。寝具や快眠グッズを活用したり、就寝前のルーティンで体をお休みモードに切り替えることが、快眠を導く鍵を握っているといえそうです。
10年以上買い替えてない⁉ その枕、すでに寿命かも…

寝具は睡眠を左右する重要アイテムであることがわかりましたが、実際に子育て世代の女性たちは、どんな寝具を使っているのでしょう?「寝具を選ぶときに、どんな点を重視しますか?」と聞いたことろ、もっとも多かった答えは「肌ざわり・素材感(66.5%)」でした。やはりリラックスして眠りにつくためには、心地良さは外せませんよね。次いで「お手入れのしやすさ(57.0%)」「価格(55.7%)」「軽さ・扱いやすさ(43.7%)」など、コスパや使い勝手の良さを重視する意見が上位を占拠。子育て世代の女性の堅実さがうかがえる結果となりました。利便性を優先することで、ついつい自分の「身体の悩みに合っているか(40.5%)」を後回しにしてしまう人が多いのかもしれませんね。
■寝具を選ぶときに、どんな点を重視しますか?
・肌ざわり・素材感(66.5%)
・お手入れのしやすさ(57.0%)
・価格(55.7%)
・軽さ・扱いやすさ(43.7%)
・身体の悩みに合っているか(40.5%)
・デザインや色味(16.5%)
・口コミやレビューの評価(13.3%)
・その他(1.9%)
・特にない(0.6%)

また「今使っている枕やマットレスは、どのくらい使い続けていますか?」と聞いてみました。もっとも多かった答えは、「3年以上~5年未満(32.9%)」でしたが、「10年以上」と答えた方も14.6%と意外と多いことが判明。5年以上の方を合計すると36.8%にも上り、全体の1/3以上を占めています。同じ寝具を長年使い続けている方も多い印象です。
■今使っている枕やマットレスは、どのくらい使い続けていますか?
・1年未満(5.7%)
・1年以上~3年未満(22.2%)
・3年以上~5年未満(32.9%)
・5年以上~10年未満(22.2%)
・10年以上(14.6%)
・わからない(2.5%)
ただ、枕やマットレスなどの寝具は消耗品。使い続けているうちにヘタってくるなど、劣化することは避けられません。「購入当初は寝心地が良かったのに、最近はイマイチ…」なんて気がしたら、それは寝具が寿命を迎えたサインかも。また、加齢に伴い体形や身体の状況も変わることで、寝心地に変化が生ずることもあるようです。寝ても疲れが取れないようなら、寝具を見直してみるのも手。快眠への道が開けるかもしれません。
「横向き寝専用枕」にも注目!自分に合った枕で睡眠の質を高めよう
今回の調査では、子育て世代の女性たちの多くが「睡眠」に不満を抱えていることがわかりました。いっぽうで、満足している方の多くは、自分に合った寝具を選んでいることも判明。改めて寝具の重要性を痛感させられる結果となりました。
「まだ使えるから」とついつい“もったいない精神”が発動してしまいがちですが、睡眠は明日への活力をチャージする大切な時間。自分に合う寝具で、少しでも睡眠の質を向上させたいですよね。
最近は、高さを調節できる枕や「横向き寝専用枕」など、その人の体形や寝姿勢にフィットした枕も数多く登場しています。「横寝枕・YOKONEGU」は体に負担をかけずに横寝姿勢を保てると横向き寝の人に人気なのだそう。また、いびきをかく人も横向きの方が快眠できるそうなので、パートナーのいびきに悩まされているなら、プレゼントしてみるのも一案かもしれません。
子どもや夫に起こされたり、加齢により中途覚醒が増えたりなど、ゆったり熟睡するのが難しい子育て世代の女性たち。加齢など抗えないこともあるけれど、寝具や睡眠環境など自分でどうにかできる部分を変えることで、少しでも改善できたらいいですよね。
文=酒詰明子
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