【40代からのゼロリバウンド・ダイエット】「食べてやせる」にシフトチェンジ! 間違ったファスティングは避けて

「食べてやせる」にシフトチェンジ!

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『「モリモリ食べたい!」「運動嫌い」でもなんとかなる 40代からのゼロリバウンド・ダイエット』 4回【全8回】


ダイエットをしてもすぐリバウンドしてしまったり、なかなか痩せない…そんなあなたのお悩みを解決してくれるのが、臨床栄養医学指導士・トレーナーの高木けんとさんの提案する「けんと式ダイエット」です。

「痩せない原因をつぶす」というのが特徴的な「けんと式ダイエット」では、誤った独自のダイエット方法を試して痩せにくくなってしまった体にも効果が期待できるとのこと。

40代以上になって、若い頃より痩せにくくなったしまったと感じている方もぜひ試してみてください!

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【これはNG】太ると、1日1食にしたりファスティングをして調整

まず、ハッキリいっておきますね。1日1食など食事の回数を減らしても、ファスティングといわれる酵素ドリンクなどしか摂らない少食断食をしても、脂肪が減らない場合もあるというのが事実ですというのが事実です。「でも、やるたびに体重は減っていた!」という反論が聞こえてきそうですが、どちらも百害あって一利なし。期間限定でもわずか数日でも、太るリスクが高くなるからです。

鍵になるのは「血糖値」です。糖質は、人間が最も効率よくたくさん使えるエネルギー源。食事で摂った糖質がエネルギーに変換され、血液によって全身に運ばれますが、この血液中にある糖(ブドウ糖)の濃度を血糖値といいます。

1日1食やファスティングなどで食事を抜くと、長く空腹だったことで、食後の血糖値が急激に上がりやすくなります。すると、血糖値を下げるために、すい臓からインスリンというホルモンが過剰に分泌され、血糖値は急下降します。実は、このインスリンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれ、脂肪を溜めこむ働きもあるのです。

だから、食事を抜いたり、極端な少食のダイエットをすると、血糖値が急激に上昇下降して、体重は減っても脂肪は減らないわけです。それどころか、筋肉は減って脂肪ばかりが増え、また食欲のコントロールもできなくなります。欠食や極端な少食をすれば、自然と体のエネルギー源の糖質が不足するので、人に備わっている糖を処理する能力「耐糖能」も下がります。いろんな意味で、脂肪がつきやすい体になってしまうのです。

【けんと式ダイエット】ファスティングしてはいけない理由

減量できたとしても、それは体内のグリコーゲンという糖質や水分が落ちただけ。脂肪が燃えたわけではなく、やせるどころかマイナスに。

1 食事回数が少なくなると、血糖値が急上昇急下降しやすい。肥満ホルモンが多く出て、脂肪がつきやすくなる。

2 糖質不足で糖をエネルギーとして利用する能力が低くなり、脂肪がつきやすくなる。

3 くり返すほど、脂肪がついてやせにくい体になり、リバウンドしやすい。

「食べてやせる」にシフトチェンジ!

食べ過ぎて太るのではなく、食事をしないせいで太りやすくなるということは、イメージしにくいかもしれません。糖質はそもそも脂肪になりにくい栄養素なのに、わざわざ自分で脂肪がつきやすい体になって、糖質は太ると悪者にしてしまうのと同じです。

やせようと意気込んでも、どんなに忙しくても、3食きちんと「普通に」食べることを軽視しないでください。普通の食生活をするだけで、血糖値は適度に上がって適度に下がり、健康できれいな理想の体型に近づくベースが作られます!

※本記事は高木拳斗(けんとのダイエット講座)著の書籍『「モリモリ食べたい!」「運動嫌い」でもなんとかなる 40代からのゼロリバウンド・ダイエット』から一部抜粋・編集しました。

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