【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】星空を見て「夏の大三角」を探してみよう(2)

「夏の大三角」を探してみよう

【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】第1回:川辺の石を観察してみよう
『子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント』第2回【全7回】


毎年やってくる夏休み、子どもの自由研究のテーマに頭を悩ませていませんか?
身の回りにあるなにげないものでも、自由研究のテーマになりうるものはたくさんあります。ここでは親子で一緒に楽しめる理科の観察テーマをご紹介していきます。大人の目にも新たな発見があるかもしれません。今年の自由研究、こんなテーマはいかがでしょうか?


「夏の大三角」を探してみよう


お子さんと一緒に夏の夜空を見上げてみると、ひときわ明るく輝く3つの星が目につくはずです。まずは「ベガ」。こと座という星座の一等星です。そして「アルタイル」。わし座の一等星です。最後に、「デネブ」。はくちょう座の一等星です。この3つの明るい星を結んでできる大きな三角形が、「夏の大三角」と呼ばれています。

3つの明るい星を結んでできる大きな三角形が、「夏の大三角」と呼ばれています。

『のびーる理科 天体と気象 地球・宇宙・天気・自然』P.96より)

ベガとアルタイルは「織姫星(おりひめ星)」と「彦星」。その間を流れるのが、ふたりが“年に一度”会うと言われる「天の川」。でも実は、天の川は年中空にあるんです。7月は、夜の早い時間にふたりの星が見つけやすくなるタイミング。昔の人は、それを“再会の季節”と考えたのかもしれませんね。

「夏の大三角」は、東の空の高いところから見え始め、時間が経つにつれて南の空の高いところを通って、西の空へと移動していきます。
スケッチや記録をつけることで、自由研究にもつなげやすくなります。ぜひ、星が移動する様子(星の日周運動)も観察してみましょう!

星が移動する様子(星の日周運動)も観察してみましょう!

『のびーる理科 天体と気象 地球・宇宙・天気・自然』P.107より)

<自由研究のヒント>

星の名前や明るさ、色の違いを記録して、自分だけの星図を作ってみましょう。スケッチや星座早見表の活用もおすすめです。

(C) KGS

※本記事はヨメルバ「自然の中で学ぶ! 『のびーる理科』×キャンプでできる自由研究」の記事から一部抜粋・編集しました。

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