「木星」の赤い斑点模様の正体は?地球2個分の巨大台風ってホント!?/人類なら知っておきたい 地球の雑学(10)

地球上で起きていること、どれだけわかる?
私たちが日常的に当たり前だと感じていることでも、あまり意識していないことや、知っているようで知らないことってありますよね。そんな地球に生きる私たちが知っておきたい「理系雑学」をご紹介します。太陽系を含む地球の歴史から、大自然や気候、動植物、資源など、地球にまつわるさまざまな疑問をスッキリ解説!
あらためて考えると、私たちはこの地球について、実はほとんど知らないのかもしれません。
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
「木星」には地球2個分の巨大台風が存在し続けている⁉
直径が地球の約11倍、体積が約1300倍もある木星は、太陽系の中でもっとも大きな惑星である。その大きさのわりには軽く、重さは地球の約318倍。自転周期が約10時間と、非常に速く自転していることから、その遠心力で赤道方向にややつぶれた形をしている。
見た目でいうと、赤道方向に平行にのびるしま模様が特徴だが、これは大気中に浮かぶアンモニアの氷の粒からできた雲。その色の違いは、雲の粒の大きさや厚さ、微量に含まれる元素の違いなどが原因と考えられている。
同じく、模様という点では、地球からも見える赤い斑点模様も、木星ならではの特徴だ。これは「大赤斑(だいせきはん)」と呼ばれているが、その正体は、木星を取り巻く雲によってつくられた、地球の台風やハリケーンに似た現象である。
大赤斑は、地球が2個分すっぽりおさまってしまうほど巨大で、時速100キロメートルで左巻きに渦巻いている。17世紀にフランスの天文学者ジョヴァンニ・カッシーニよって発見されてから、およそ300年以上、消えることなく存在しているが、なぜ数百年もの長いあいだ消えずにいられるのかは、まだ解明されていない。
また、巨大な木星には数多くの衛星が存在し、現在までに63個発見されている。特に有名なのが、イタリアの天文学者であるガリレオ・ガリレイが発見した四つのガリレオ衛星である。その中の一つであるガニメデは、太陽系最大の衛星とされていて、惑星である水星よりも大きいことで知られている。
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
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