【130人に聞きました】子育て世代女性は何もしないのが何よりの「ご自愛」⁉

たまには「ご自愛」してあげましょう

自分自身を大切にする「ご自愛」。仕事や家事や育児に手一杯で、なかなか「ご自愛」できてない人も多いのではないでしょうか?
そこで、レタスクラブWEBでは子育て世代の女性たちの「ご自愛」についての意識調査を実施しました。子育て世代女性にとってのご自愛とは? 日々がんばっている自分にかけてあげたい言葉も紹介します。
(2025/7/17~2025/7/21実施:回答者718人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の130人の回答を抽出)

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無の時間は無駄じゃない! 「何もしない」ことも極上のご自愛


「ご自愛」と思う行動は?


まず、「ご自愛」と思う行動について聞いたところ「好きなものを買う・身につける(52.3%)」と「ちょっと高いスイーツを自分に買う(52.3%)」が同率のトップとなりました。たまには自分にもご褒美あげたいですよね。そしてトップと僅差で続いたのは「予定を入れずにのんびりする(49.2%)」や「思い切って休む、仕事を減らす(46.2%)」こと。好きなことに没頭したり、スキンケアやボディケアをしたり、栄養のある美味しいものを食べたりなど、積極的な行動を通して心や体のメンテナンスをするのもいいけど、“何もしない”ことも「ご自愛」と感じている方も多いようです。「何もしない」無の時間は、無駄な時間ではなく、日々の疲れをリセットするために必要不可欠な時間。常に“すきま時間に何をするか”を考えて行動しがちな子育て世代女性にとっては、「何もしない時間」こそ、貴重で極上の「ご自愛」になるのかもしれませんね。

■「これってご自愛だな」とあなたが思う行動をすべて選んでください
・好きなものを買う・身につける(52.3%)
・ちょっと高いスイーツを自分に買う(52.3%)
・予定を入れずにのんびりする(49.2%)
・思い切って休む、仕事を減らす(46.2%)
・美容室やネイルで気分転換する(37.7%)
・健康のために運動や食事に気をつける(23.1%)
・誰とも話さない時間をつくる(19.2%)
・家族より先に自分のスキンケアをする(17.7%)
・その他(2.3%)
・とくに「これがご自愛だ」と感じたことはない(4.6%)

自分ファーストは少数派。「ご自愛」することに罪悪感も

「ご自愛」は、日々の中でどのくらいの優先順位?

次に「あなたにとって『ご自愛』は、日々の中でどのくらいの優先順位ですか?」と質問したところ、
「何よりも大事(13.1%)」と答えた方はわずか1割強。「できればしたい(51.5%)」「余裕があれば…くらい(25.4%)」と答えた方が合わせて76.9%と、「ご自愛したい」気持ちはあるものの、他のことを優先してしまう方が多いようです。

■あなたにとって「ご自愛」は、日々の中でどのくらいの優先順位ですか?
・何よりも大事(13.1%)
・できればしたい(51.5%)
・余裕があれば…くらい(25.4%)
・あまり考えたことがない(10.0%)

実際、「正直『自分のことは後回し』だと感じることはありますか?」との質問には、「ある(88.4%)」と答えた方が9割近くもいました。仕事や家族などを優先するあまり、自分のことまで手が回っていない、子育て世代女性の現状がうかがい知れます。
また、「自分をいたわることに対して、罪悪感を覚えることはありますか?」との質問にも、「ある(52.3%)」と答えた方が過半数以上もいることが判明。他人に対しては「ご自愛ください」と素直に言えるのに、自分が「ご自愛する」ことに関しては、なぜか躊躇してしまう方も多いようです。「家のことで忙しいのに、自分に時間を使うなんて…」と後ろめたく感じてしまうのかもしれませんね。でも、「ご自愛」を優先していると答えた方の中にはこんな意見も。
自分を大切にすることで家族も大切にできます。疲れたままの自分を放っておいたら、家族にも笑顔を見せられなくなります。ストレスで心が病むより、自分のためにも家族のためにもご自愛は大事。ご自愛してこそ相手にやさしくなれると思います
確かに自分自身に余裕がないと、人にやさしくするのもなかなか難しいですよね。家族を大切に思うからこそ、自分のケアを優先すると考えてもいいのかもしれません。

ホントは誰かに言ってほしい!子育て世代女性にとっての「ご自愛」言葉とは?

最後に、「『ご自愛』は、今のあなたにどんな声をかけてくれる言葉だと思いますか?」と聞いたところ、フリーコメントでさまざまな声が寄せられました。その一部をご紹介します。
・ いつもありがとう
・いつもがんばってるね。お疲れ様
・たまには家族より自分を優先してもいいんだよ
・何もしなくていいから、ゆっくり休んで!!
・手、抜いちゃえ。楽にすればいいよ
・無理せずほどほどに~
・今日、一つでも幸せ感じてね
・がんばらなくてもどうにかなるよ
・休憩スポットで充電したら、また、走りだせるから
・倒れたら結果みんなが大変だよ
・ちゃんと休め。周りのことは当面気にするな
・自分の人生なんだから「我が」ままでいいんだよ
・逃げてもいい。生きてるだけでえらい


どれも、疲れた心に染みますよね。特に多かったのは「ありがとう」と「がんばってるね」という言葉。毎日家事や育児をこなすのが当たり前過ぎて、ふだんはなかなか感謝の言葉をかけてもらえなかったりするけど、やはり誰かに認めてもらいたいし、やさしくねぎらってもらいたいですよね。また、「ほどほどに」「がんばらなくていい」など、完璧じゃない自分を肯定してあげる言葉も多く寄せられました。「もっとうまくやれるはず」と自分を責めてしまうこともあるけれど、そんなありのままの自分も丸ごと肯定して欲しいという、子育て世代女性の心の叫びが聞こえてくるようです。

◇ ◇ ◇

今回のアンケートでは、子育て世代女性にとっては何もしないことが「ご自愛」になること、でも家事などに追われ、それすらもままならない人が多いこともわかりました。自分のことはつい後回しにしてしまいがちな私たちですが、そもそもやるべきことがなくなるなんて、あり得ないこと。家事は無限に湧き出てくるものだから、自分のことを後回しにしてたら、永遠に自分の順番は回ってこないかもしれません。だったら、1日に1時間、1週間に1回でも自分のための時間を作ることは、自分を健康に保つためにも大事ですよね。「ご自愛」は決して罪悪なんかじゃなく、「ご自愛」で英気を養うことは、毎日をちょっとラクに過ごすための潤滑油となるもの。家族の笑顔を増やすためにも、疲れたら「ご自愛」でほっと一息ついてみませんか?

文=酒詰明子

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