メガネの「鼻あて」は日本人が発明!日本人ならではのアイデアとは?

地球上で起きていること、どれだけわかる?
私たちが日常的に当たり前だと感じていることでも、あまり意識していないことや、知っているようで知らないことってありますよね。そんな地球に生きる私たちが知っておきたい「理系雑学」をご紹介します。太陽系を含む地球の歴史から、大自然や気候、動植物、資源など、地球にまつわるさまざまな疑問をスッキリ解説!
あらためて考えると、私たちはこの地球について、実はほとんど知らないのかもしれません。
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
メガネの「鼻あて」は日本人が発明!? 日本人ならではの理由とは
メガネをかけると頭がよさそうに見えるからと、子どもの頃にメガネにあこがれたことはないだろうか。メガネによって顔の印象がぐっと変わるので、お洒落な人はメガネにもこだわるものだ。
メガネフレームの真ん中部分には、2個の小さな「鼻あて」がついている。ここを鼻の両側にあてると、レンズと眼球のあいだに適切な距離が保たれ、メガネがずり落ちにくくなるのだが、この鼻あて、じつは日本人による発明らしい。
メガネが使われるようになったのは13世紀頃のヨーロッパで、当時のメガネは手で持ったり、鼻の上に乗せたりして使うものだった。日本で最初のメガネは16世紀にやって来たフランシスコ・ザビエルが戦国大名の大内義隆(おおうちよしたか)に贈ったものとされるが、残念ながらこれは現存していない。やがて、年間数万ものメガネがポルトガルから輸入されるようになり、17世紀初めには国内でも生産され始めた。これらはほとんどが老眼鏡。現代と違い、近眼になる人はあまりいなかったらしい。
当時のメガネは、金属やべっこうのフレームの両端に穴を開け、そこに通したひもで耳にかけるタイプだった。だが鼻の低い日本人は、レンズがまつげと接触して具合がよくない。そこで、いつしか鼻あてをつけるようになった。現在のメガネの鼻あては金具とプラスチックだが、当時の人も金具だけでは痛かったのか、綿と布でくるむなど、さまざまな工夫が重ねられていた。
鼻が高かろうが低かろうが、鼻あてがつくとメガネはぐっと使いやすくなる。今では、世界中のメガネに鼻あてがついている。
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
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