【超ネタバレ】話題の韓国ドラマ『コンフィデンスマンKR』あらすじと名シーン総まとめ【最終回】

【第11話】それぞれの道

【ネタバレを含みます。ご注意ください】
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第11話あらすじ

自分の父親の死の真相を5年間も隠されていたことで、イランとジェームズに裏切られたと感じ怒りのまま2人のもとを去ったグホ。自分ひとりで犯人であるカン・ヨソプ（キム・テフン）に復讐するため、まずは法律事務所に赴き相談する。

グホはシェアハウスの管理人をしながら、ヨソプにどう復讐しようかと考えていた。しかしシェアハウスの運営や住人が巻き起こす問題でなかなかうまく進まないのだった。

グホがいなくなったことが胸にこたえたジェームズは、自分の時間を持ちたいとにイランのもとを去った。寂しさに打ちひしがれ店で酒を飲んでいると、そこの女店長であるコ・サンヒ（ハン・グル）から声を掛けられる。ジェームズは会話を楽しみ、その後その店を手伝うようになりサンヒに心を寄せる。
口ひげが運転する車から、イチャイチャ開店準備をするジェームズ達の様子を見たイラン。かなり引いた様子で声をかけずに立ち去るのだった…。

ひとり残されたイランは、ヨソプを追い詰めるために動き続ける。彼の著書や関連する論文を読み漁り徹底的に下準備し、ヨソプが代表を務める「ヨーゼフ事務所」の新人社員にキム・アルムとして応募する。彼女の提出した完璧な課題に目を留めたヨソプ。アルムは無事に面接まで進み、素晴らしい印象を残すが結果は不採用。一度挫折感を味あわせて扱いやすくしたいというカン・ヨソプの不誠実な下心からだった。

ある日、世界トップの石油会社ANKの会長アブドゥッラー会長が来韓する。彼が持ち込んだ砂漠にメガ・エコシティを建設する計画は、国土交通部が動く国家をあげてのビッグプロジェクトだ。

国土交通省のユ・サンウォン長官が会見を開き、韓国政府が主軸となる支援団を設立する予定だと発表。数年前からこの企画のコンサル依頼がきていたヨソプがふとネットでユ・サンウォン長官について検索すると、長官の娘とイラン扮するアルムが同級生であることがヒットする。これももちろんイランの仕込みだ。

夜遅く、不採用の原因が知りたいとヨソプの自宅を訪れたアルム。彼女は美術館や講演会にも赴いたと言い、ヨソプは見覚えがあったはずだと納得する。アルムは契約社員でもいいから働かせてほしいと頼み込み、採用される。

ジェームズが恋仲になったサンヒは元夫とトラブルを抱えていた。彼女のために3000万ウォンを与え、ボクシングの元チャンピオンである元夫と死闘を繰り広げたジェームズ。最後の一撃で相手を倒し感激したサンヒと熱いキスを交わすが、彼女は次の日に違う男とデートに出かけたのだった…。失恋したジェームズは、イランのもとに戻り、計画に加わる。

.ある日、グホが管理人をするシェアハウスの共同冷蔵庫から食べ物がなくなる事件が起こる。犯人はグホともよく話すおやっさん（カン・ナムギル）だった。彼におかずを盗まれた住人が激昂し包丁を振り回す。グホはおやっさんを庇い怪我をするが、倒れてしまったおやっさんのために救急車をよび命を助ける。

おやっさんのお見舞いに訪れたグホ。彼は夜に悪化する認知症で無意識に他人の食べ物を食べてしまっていた。グホのおかげで命拾いをしたので、お礼に望みをひとつかなえてあげるというが…。

ヨソプのもとにユ長官からメガ・エコシティ支援団の代表を任せたいと連絡が来る。アブドゥッラー会長がヨソプの提案書を絶賛しているという。彼はイラン扮するアルムを伴ってグランドピースホテルへ向かう。そこにはユ長官やオラクルエンジニアリングのイ代表（ヨ・フェヒョン）がいた。

支援団の結成に感謝を述べた長官が去り、長官の秘書室長であるパク・ヒョヌク（キム・ヨンフン）に案内されて入ってきたのは…。

▶次回予告
ケンカ別れをしたグホと思わぬ再会をしたイラン。2人の対立は続いたままだ。そしてカン・ヨソプを追い詰めようにも考えが読めない彼に振り回されるイラン達。次回いよいよ最終章！

▶11話のここに注目
・完全オリジナルとなった最終章がスタートし、イランの復讐が大詰めに。今までのイランとは違い、強い感情が漏れているような様子に彼女の緊張を感じました！
・グホはどこでもグホらしく、彼の性格の良さが現れていました。

【第12話（最終話）】チェックメイト

【ネタバレを含みます。ご注意ください】
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第12話あらすじ

メガ・エコシティ支援団の集まりが行われたホテルの一室。そこに現れたのはプロジェクトへの出資を快諾した韓国有数の財産を持つジェイ・ファンドのチョ・マンボク会長。そして一線を退いた会長の代わりにCFOを務めるチョ・ジョンヒョン代表として紹介されたのはなんとグホだった。

グホが管理人をしていたシェアハウスの住人で、認知症により他人のおかずを食べてしまっていたおやっさんがチョ・マンボク会長だった。グホは彼を救ったお礼に復讐を手伝ってほしいとお願いした。

イランはヨソプの目を意識していつものメトロラインホテルではなくジェームズが手配したシェアハウスで生活した。口ひげとレイバンが手掛けた内装は乙女趣味全開で少しも気が休まらない。

ヨソプとアルムは韓国政府に赴き、仕上げた設計図を長官秘書のヒョヌクに預けプレゼンを託す。すると1カ月もしないうちにアブドゥッラー会長から連絡が入り、他の国のものよりヨソプ率いる韓国の設計図が気に入ったため採用することが伝えられる。しかし建築スケジュールを3年に短縮してほしいという。無茶な要望だったが、アルムから提案された新素材で可能にできるとヨソプは確信する。

新素材を開発している企業の代表サルバドル・リオスと会合をセッティングするとそこに現れたのは変装したジェームズだった。何も知らなかったグホは驚愕する。サルバドルは1週間で1500万ドルを要求し、払うまで協力しないという。

政府予算から出すにも1カ月かかるため途方に暮れるヨソプたちだったが、チョ・ジョンヒョンを演じるグホがチョ・マンボク代表に相談すると、どうにかなる見通しが立つ。

しかしこれにアルムを演じていたイランは怒り心頭。会合を解散した後、グホを呼びつけ文句を言う。お金が用意できてしまったら計画が崩れてしまうのだ。グホも言い返し、2人は復讐を巡り口論となる。

そしてこの流れにカン・ヨソプも何かひっかかるものを感じていた。

ヨソプはサルバドルとの会合を再セッティングするようアルム演じるイランに言いつける。そして、イランとチョ・ジョンヒョンを演じるグホ、サルバドルを演じるジェームズと彼の別荘で夕食を共にする。

食後に準備したことがあるとヨソプが3人を下の階に誘う。するとそこにはチェス盤が。イランは誘われるままチェスに興じるがフラッシュバックするトラウマで体調を崩してしまう。するとヨソプは彼女に「ユン・イラン」と声をかける。

すべてバレていたのだ。ヨソプが動かせる金額をサルバドルが知っていたことに加え、イランとグホの口論を見ていた彼は3人が誰であるのかもう感付いていた。

ヨソプの手下により拘束されたイラン達。散々イランやグホを煽ったヨソプ。激昂するがグホは彼を撃てず、逆に撃たれてしまい…。

するとヨソプにヒョヌクから、アブドゥッラー会長が来韓したという連絡が来る。3人を部下に任せ契約のためにホテルへ向かう。しかしそこに現れたのは…。

▶12話のここに注目
・ついに完結！韓国オリジナルストーリーで幕を下ろしました。復讐をメインに展開された11話12話。韓国ドラマならではのミステリアスな過去の描写やスリリングな展開に目が離せません！

・続編を感じる表現もあり、再び『コンフィデンスマンKR』の3人に会えることを期待します！

『コンフィデンスマンKR』主要キャラクター

ユン・イラン（パク・ミニョン）

チーム・コンフィデンスマンのリーダー。
自由奔放でどこへ飛ぶか予測できない魅力を持つ。幼少期のある出来事により表舞台から遠ざかった財閥令嬢で、鋭い直感と卓越した集中力、韓国上位1％しかいないIQ165の天才的な頭脳を持つ。
仲間のジェームズ、グホと共に、悪党たちが不正に得た金を奪い取っていく。

イランを演じたのはラブコメの女王パク・ミニョン。芯の強い女性や共感性の高いヒロインを自然体でリアルに表現し人気を博しています。2018年『キム秘書はいったい、なぜ？』や2019年『彼女の私生活』、2024年の話題作『私の夫と結婚して』などで主演を務める韓国トップ女優です。
今作ではアクションにスタントマンを使わず果敢に挑戦！撮影中にアザだらけになったこともあるのだそう。体当たりの演技に期待です！

『コンフィデンスマンJP』で主人公を演じたのは長澤まさみ。振り切れた演技は放送中から話題になり、見た人の心をつかんで離さないような魅力たっぷりの「ダー子」を演じました。

ジェームズ（パク・ヒスン）

穏やかで柔らかな笑みの奥に、外柔内剛のカリスマ性を備えたミドルエイジの紳士。
ユーモアと知性を兼ね備え、新たな冒険にも果敢に挑戦し胸を躍らせる寡黙な詐欺師。3人の精神的な支柱として頼れる存在。老人や機長など幅広く変装する。　

ジェームズを演じるのは韓国のベテラン俳優パク・ヒスン。
視聴者を引き込むようなカリスマ性と迫力ある演技が魅力の実力派俳優です。『イカゲーム』シリーズの運営部隊長をはじめ、2007年『セブンデイズ』、2009年『作戦 The Scam』などの映画や2021年『マイネーム: 偽りと復讐』や2022年『模範家族』などの世界配信のドラマに出演しています。
これまでは重いテーマを扱う作品に出演することが多く、今作は待望のコメディ作品なのだそう。

『コンフィデンスマンJP』では小日向文世演じる「リチャード」がこの役割。飄々とした雰囲気と生活に溶け込むような絶妙な存在感で百戦錬磨のベテラン詐欺師を演じました。

ミョン・グホ（チュ・ジョンヒョク）

チーム・コンフィデンスマンの末っ子。どこか抜けていて憎めない人柄。詐欺師とは思えない純真で真っ直ぐな性格のチームのムードメーカー。相手の言葉に目尻を下げてうなずく「コミュニケーションの神」。イランとジェームズに騙されて詐欺に参加することも。

グホを演じたのは幅広いキャラクターを自然に演じ分けることができるチュ・ジョンヒョク。作品によって全く違う雰囲気になることができる勢いのある演技派俳優です。2022年『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に弁護士クォン・ミヌ役で出演し注目を浴びました。2021年『ユミの細胞たち』シリーズや、2021年『D.P. -脱走兵追跡官-』など、話題作に多く出演。今作で様々な変装シーンに挑戦していますが、大注目なのはメイクに2時間かけた女装シーンだそう。パク・ヒスンさん一押しです。

『コンフィデンスマンJP』でチームの末っ子を演じたのは東出昌大。詐欺師なのに騙されてしまう真面目で小心者の「ボクちゃん」をキュートに演じました。

『コンフィデンスマンKR』各話ゲスト

チョン・テス（チョン・ウンイン）

公益財団モレの会長。表の顔は莫大な財産で養護施設を営み、社会的弱者を助ける優しく優秀な実業家。しかし本当は地下経済を牛耳るマフィアのドン。疑り深い性格で、「人間関係において最も重要なものは“信頼”」をポリシーとしている。

演じるのはコミカルな役から悪役までなんでもこなす超ベテラン俳優チョン・ウンイン。1971年1月20日生まれの54歳。2015年『ベテラン』や1997年『イエスタデイ』2018年『スイッチ ～君と世界を変える～』など数多くの作品に出演しています。2013年放送の大ヒット韓国ドラマ『君の声が聞こえる』で、殺人犯ミン・ジュングク役を熱演。この役のセリフが流行語になるほどの大ブームとなりました。

『コンフィデンスマンJP』で日本のゴッドファーザーと呼ばれるマフィアのボス「赤星栄介」を演じたのは江口洋介。

女詐欺師ベクファ（ソン・ジヒョ）

相談にのるふりで貧しい人たちからお金を巻き上げる巫女・ベクファ。イランが演じていたカジノのオーナーを目の敵にしていて、彼女からもお金を巻き上げようとしていたが罠にはまり逆にお金をとられてしまう。

演じたのは演技のみならずバラエティ番組でも活躍し、親しみやすい性格で人気のソン・ジヒョ。韓国ドラマ『宮～Love in Palace』や『今週、妻が浮気します』などに出演しています。

悪人相手に繰り広げられる痛快な詐欺コメディ『コンフィデンスマンKR』。6日からついに配信がスタートしました。韓国ならではの展開や描写も見どころの今作。週末の楽しみが増えそうですね。

『コンフィデンスマンKR』
配信開始日時：2025年9月6日（土）22:30
※毎週土曜日・日曜日に新エピソードを配信予定
話数：全12話
出演：パク・ミニョン、パク・ヒスン、チュ・ジョンヒョク　ほか
演出：ナム・ギフン
脚本：ホン・スンヒョン、キム・ダヘ

『コンフィデンスマンKR』Prime Videoで独占配信中
（C） 2025 TME Group Co.,Ltd. All Rights Reserved.

ついに10月12日に完結した『コンフィデンスマンKR』。俳優陣の様々な変装姿は見ごたえがあり、コミカルな演技で繰り広げられた痛快な詐欺コメディはスッキリとした爽快感がありました！そして後半に展開した韓国オリジナルであるミステリアスな復讐劇は、巧みなストーリーに引き込まれました。映像美にも注目です！
SNSではロスに陥った人やすでにシーズン2を望む声も。やみつきになる爽快感の『コンフィデンスマンKR』でストレスを吹き飛ばしてくださいね。

また、パク・ミニョンが約1年ぶりとなる来日ファンミーティング『2025 PARK MIN YOUNG JAPAN FANMEETING [Oh! MY QUEEN -1st Anniversary with Beans-]』を開催することも決定！東京公演は11月28日（金）江戸川区総合文化センター大ホール、神戸公演は11月30日（日）神戸ポートピアホールにて開催。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

文＝みやしま