外出時にやりたい! 免疫力をアップさせる4つの掟
この時期気になるのが、風邪やインフルエンザの流行。予防には、体の内側から免疫機能を高めることが最重要です。外出時にも気をつけたいことを、内科医の南雲久美子先生に教えてもらいました。
生活の中でできるだけ体を動かす
日中は活発に動くことで、免疫機能がアップ。首、足、おなかを冷やさない服装で、元気に出かけましょう。
●足首を覆う靴下で足まわりをカバー
外出時の服装は、首の後ろ、おなか、足首を冷やさない工夫を。靴下やストールなどを活用しましょう。足首には三陰交というツボがあり、ここを冷やすと免疫力が低下しやすく不調の原因にも。特に生理前は要注意。
●マスクを装着して、のどと鼻をガード
ウイルスの感染を防ぐためにも、マスクは外出時の必需品。口まわりを覆うことで鼻やのどの粘膜を保護して、乾燥を防いでくれます。装着時に顔とマスクの間にすき間ができないような、密着性の高いものを選んで。
●歩く時間を増やして下半身の巡りをアップ
下半身の筋力強化に最適なのが、「大股で歩く」こと。通勤時や、子どもの送り迎え、買い物中などに、少し遠回りをして歩く習慣をつけてみましょう。下半身の血の巡りをよくするいい運動になります。
●おやつを賢く食べて栄養をチャージ
エネルギー不足は免疫力低下の大敵。良質な油を含むアーモンドなどのナッツ類や、ポリフェノールが豊富なダークチョコレートといったおやつを上手に選んで食べましょう。乾燥予防に、水分補給も忘れずに。
風邪やインフルエンザに負けないために免疫力を上げるには、日中も活発に動きましょう。