洗濯物を取り込んですぐしまっちゃダメ! プロが教える冬の洗濯のポイント

#くらし   
部屋干しでは衣類の間隔を十分にあけるのがポイント


たとえ雲一つない青空が広がっていても、気温が低い冬は洗濯物が乾きづらくて困りますよね。お日様が出ている間はずっと干していたのに、取り込む時にまだ湿っているなんてことも。効率よく乾かす方法を覚えて、冬の洗濯に役立てましょう。

 

とにかく“風通し”を意識する!


11月27日放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ)には洗濯職人・田村嘉浩が登場。冬の洗濯に関する悩みにズバリ答えました。番組で主婦100人にアンケートをとったところ、多く寄せられたのは「外干しで冷たくなった洗濯物が乾いているのか分からない」という疑問。

洗濯物が乾いているか判断するには、厚手のものを両手ではさんで少し温めましょう。取り込んですぐは外気が寒くて冷えているのか、濡れているから冷たいのか判断しづらいもの。温かくなったところを触り、湿っていなければ取り込んでOKです。

ただし、たたんでからすぐしまうのはやめた方がよいそう。田村によると、室温で1時間ほど温めれば衣類に残っている微量の水分が抜け、タンスの中で菌が繁殖しにくくなるんだそう。となると、初めから室内干しをしていればいいのでは? という新たな疑問がわきますが、乾燥した風が通る今の時期は外干しするのがおすすめ。紫外線に当てることで除菌効果が期待できるので、面倒でも外干ししてくださいね。

また、雨の日などにどうしても部屋干ししなければならない時は、衣類と衣類の間に十分な間隔をあけます。ハンガーは太めのものを使い、広がった襟元に空気を入りやすくするのがポイント。さらに扇風機で洗濯物全体にまんべんなく風を通せば水分が早く飛びますよ。

他にも、シーツを干す時は間にハンガーを入れたり、毛布やラグは斜めに交差して干したりすると早く乾くといった技を伝授した田村。視聴者からは「食い入るように見てしまった」「これは素晴らしい」「主婦に役立つ情報や~! ありがたや」といった声が上がっています。

 

早く乾かすための便利グッズ


冬場の厚物衣類の中でも、乾きにくい代表選手が「パーカー」。フードと肩の部分が重なっているため、「1日中干しても乾かない」「家族がパーカーを洗濯に出すとイラっとする」「逆さづりにして干すと型崩れするし…」などと困る人も多いよう。そんな時にはパーカー専用ハンガーを使うのがおすすめです。

【写真】折りたたみ式 パーカーハンガー(小久保工業所)


パーカー用ハンガーにはフードを引っかけるアームがついていて、布の重なりを防止。風が当たる面積が大幅に増えるため、干す時間を短縮できます。タートルネックの服に使える商品もあるので、1つ持っておくと便利かも。

そして、乾きにくさに定評があるジーンズも専用のハンガーを使えば問題解決。ウエスト部分に空間をあけられ、バッチリ風を通せます。また、重たいジーンズを干しても落下しないよう強力ピンチを使用しているものもありますよ。

年末に向け、ますます寒くなるこれからの時期。プロの意見や便利グッズを活用し、効率よく洗濯物を乾かせるといいですね。

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