2018年のトレンドはおひとり様おせち? 無添加、冷凍、ペット用など多彩な品揃えに

一年の始まりを祝って食べるおせち料理。いつもは節約料理をしていても、おせちだけは豪華にするお宅も多いのではないでしょうか。
株式会社ハースト婦人画報社が行った2018年おせちのトレンド調査によると、おせちは家で作らず「購入する」と答えた人が半数以上でした。購入先は百貨店やスーパーのほか、インターネット通販や食品宅配サービスを利用したいと考えている人も、昨年より増えています。
少人数用おせちの需要が増加
「一緒におせちを食べる人数」への回答では、2015年は平均4.4人、2016年は平均4.0人、今年は平均3.7人と年々、少人数化しています。同様に、欲しいおせちも、少人数用の希望が高まっています。おせちといえば、お正月にみんなで囲んでワイワイ食べるイメージが一般的でしたが、単身者や夫婦二人世帯が増えたことで、少人数で食べきれる量が求められているようです。
老舗デパートの高島屋では、こうしたニーズを受けて、1~2人前のミニおせちや一段のおせちも取り扱っています。一重ずつ分けて食べられるように、同じ盛り付けを重ねたものもあります。お客さん用に、一人一客のおせちを用意する人も多いようです。

無添加おせちやイヌ・ネコ用まで
大手スーパーのイオンでは、昨年より冷凍のおせちの種類を増やしています。長持ちする冷凍のおせちは、早いうちからお正月の準備ができて、好きな時に簡単に解凍して食べられるので便利です。ほかにも、アレルギー特定原材料7品目を使用していないおせちや、お年寄りでも食べやすい柔らかく調理したおせち、イヌ・ネコも安心して食べられるペット用おせちなど、さまざまな事情に配慮したバラエティ豊かなおせちが取り揃えられています。
食材宅配サービスOisixのおせちは、合成着色料や合成保存料をいっさい使わず、第三者機関の食質監査委員会による「子どもに安心して食べさせられる」安全基準を制定して審査するなど、安全面を徹底的に追及しています。そんなOisixの人気のおせちは、早くも11月中に売り切れとなっているようです。

おせち料理には、健康や長寿、子孫繁栄などの願いが込められているといいます。時代と共に様々な形に変わっても、一年の幸せを美味しいおせちで願う、人の気持ちは変わらないのではないでしょうか。家の事情に合った、おいしいおせちを食べながら、新たな年をスタートさせてくださいね。
【関連レシピ】和風ローストビーフ
和風のローストビーフをおせちに添えると、豪華さがアップします。

<材料>(4~6人分)
牛もも肉(かたまり)…400~500g
たれ(しょうゆ大さじ4、酒、みりん各大さじ2、砂糖小さじ1)
にんにく…1片
玉ねぎ…1/4個
にんじん…1/2本
セロリ…1/2本
貝割れ菜…1/2パック
・サラダ油
<作り方>
1.にんにく、玉ねぎと、にんじん1/4本は皮をむき薄切りにする。バットにたれと合わせて加え、牛肉を入れて30分ぐらい漬け込む。
2.フライパンに油大さじ1を熱し、表面の汁けをふいた肉を入れ、弱火で表面全体を5分くらいかけてこんがりと焼きつけ、そのままふたをして10~15分蒸し焼きにする。火を止め、取り出したらアルミホイルに包み、しばらくおいて落ち着かせる。
3.肉を取り出したフライパンに、1のたれを入れ、煮立たせて少し煮詰め、こす。
4.残りのにんじん1/4本とセロリはなるべく細くせん切りに、貝割れ菜は根元を除く。すべて水にさらしてパリッとさせ、水をきる。
5.2の肉を取り出し、3mm厚さに切って器に盛り、せん切りの野菜を添え、たれをかける。
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