食生活の見直しで症状が軽減!? お医者さんが教える花粉症対策/漫画家の卵山玉子さんが【やってみた】その2

#美容・健康   
【画像を見る】気をつけたい4つのポイント


 

病院で最初に言われたこととは?


つらい花粉症の症状に悩まされる、花粉症デビュー5年目のマンガ家・卵山玉子さん。意を決して病院へ行ったところ、まずはじめに指導されたのは次の内容でした。

 

まずは食生活の見直し


● 1. 食事を改善して腸内環境を整える

花粉症は、鼻の粘膜のバリア機能が低下し、反動としてアレルギー反応が暴走するために生じます。一方、アレルギー反応に関わる免疫細胞の多くが腸管に存在。そして、腸内細菌の善玉菌を増やすことで、腸管バリア機能が高まり、アレルギー体質が改善する可能性が注目されています。

ある種のヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌には、善玉菌を増やし、アレルギー反応の緩和効果があります。体質に合ったヨーグルトを一定期間とることは花粉症改善にも期待されています。

 

● 2. 食物繊維で腸のバリア機能アップ

食物繊維は、腸内細菌の餌となり、腸で短鎖脂肪酸という物質をつくります。これは、腸のバリア機能を高め、アレルギーの原因となる炎症を抑えてくれる救世主。青魚のDHA、EPAは血流をよくし、抗アレルギー作用があります。

 

● 3.腸に負担がかかる食材を控える

小麦製品に含まれるグルテンは、腸の炎症に関わるともいわれ、肉類は、消化が悪く、とり過ぎると腸内環境悪化の要因に。

アルコールは血液のうっ血を促進してむくみを引き起こし、鼻炎症状を悪化させる可能性が。症状が出ているときは避けたほうがベター。

 

● 4. 日本の伝統食材は善玉菌の宝庫!

納豆に含まれる納豆菌や、みそに含まれる酵母菌も善玉菌の一種。昔ながらの和食は花粉症改善にも一役買ってくれるのです。

食事は毎日のことだから、見直しもすぐできますね。少し注意するだけで症状が軽くなるなら、やるっきゃない!

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Information

卵山玉子(たまごやまたまこ)
猫好きのマンガ家。本誌連載『うちの猫がまた変なことしてる。』も大人気。花粉症歴は5年。仕事柄、どうしても運動不足で睡眠が不規則になりがちなので、生活習慣と花粉症の関係が気になるところ。

教えてくれたのは:堀 雅明先生
ほりクリニック院長。専門は耳鼻咽喉科。西洋医学、東洋医学、漢方のバランスを取った治療を提案。症状改善に向けた、具体的な生活習慣を指導している。

編集協力=彦田恵理子

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