廃棄ゼロの達人に学ぶ!「冷蔵庫収納術」――料理家・高木ゑみさんの場合

#くらし   
トレイ収納を駆使した高木さんちの冷蔵庫


 

目的別トレイ冷蔵庫


自宅で料理やおもてなしの教室を開きながら、育児やレシピ制作など、多忙な毎日をこなす高木ゑみさん。「冷蔵庫はパッと欲しいものを欲しいときにすぐ取り出したい。

そんな思いから、『子どものお握りを作る』『サラダを食べる』など毎日のルーチンや、『パンケーキを作る』など、マイブームを含め、目的別のセットを設けています。

また、トレイを使い、引き出すだけで見渡せるようにすれば、ぎっしり食材が詰まっていても奥の方に食材を追いやってしまうことがありません」。

 

【瓶物調味料はひとまとめにして上からラベリング】

【写真を見る】サッと引き出して上から見るだけで、中身が一目瞭然!


瓶物の調味料は1つのカゴにまとめます。「新しい調味料が増えたときは“甜麺醤(テンメンジャン)で麻婆豆腐を作る”など、強制的に賞味期限が近い調味料を1つ使って料理します。手前に使用頻度の高いものを置いておけば、取り出しもラク!」。

 

【中途半端に残った野菜は専用トレイにまとめて入れる】

使いかけの野菜や果物はまとめて1つのトレイに


使いかけの野菜や果物は、まとめて1つのトレイへ。「野菜室をあけたとき、一番に目のいく上段に置いておくと、使い忘れを防げます。ここにたまった野菜を中心に献立を考えることも多いです」。

 

【目的別に“おにぎりトレイ”や“パンケーキトレイ”をセット】

目的別にトレイでグルーピング


ふりかけやのり、のりを切るはさみなど、お握りを作るすべての道具と材料をセット。「最近はパンケーキ作りにハマっているので、チョコスプレーや粉糖など、使い忘れやすいトッピング類も入れています」。

 

【葉物野菜はステンレスのふたつきケースで鮮度をキープ】

すぐ食べられる状態で保存してある葉物野菜


毎食食べる葉物野菜は、いくつかの種類を洗って切って混ぜ、すぐ食べられる状態で保存。ブロッコリーなども、ゆでて食べられる状態に。「ステンレスのケースに入れると鮮度が長もちするようです」。

 

ちなみに…廃棄ゼロの買い物術も


【調味料のストックメモを冷蔵庫の脇に貼る】

忘れがちな調味料のストックをメモしてペタリ


保存している調味料類だけを書き出している高木さん。「早く使い切りたい、もうすぐなくなるなどを料理中にメモ。食材は把握していても、調味料類は忘れがち。リストを写真に撮り、移動中などに、献立を考えるのに役立てます」。

効率のよさを最優先している高木さん。引き出すだけでOKのトレイ収納は早速まねしたいテクですね!

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Information

教えてくれたのは:高木ゑみさん
料理家・おもてなしプランナー。イギリスやオーストリアなど留学先で世界の食と出合い、料理の道へ。中目黒で料理教室を主宰。近著は『やる気の続く台所習慣40』(扶桑社)。

撮影=三佐和隆士 取材・文=田中理恵

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