エンゲル係数が減った!? でも生活水準は変わらないように感じる理由とは

総務省が発表した2017年12月の家計調査によると、食費の割合を示す「エンゲル係数」が、前年同月に比べて減っていたことがわかりました。
17年11月のエンゲル係数は27.8%で、16年11月の28.0%をピークにわずかに低下しています。食費の割合が減った分、私たちのお金の使い方も変化しているようです。
エンゲル係数ってなんだっけ?
エンゲル係数は、外食や飲み物代も含めた食費を、収入から貯金やローンなどの返済、保険料、税金を引いた額に100を掛けた数値です。生きていく上で絶対に必要な食費が、家計の何割を占めているのか算出することで、生活するお金にどれだけ余裕があるかが表せます。
エンゲル係数が高いほど、住居・衣服費、教育費、娯楽費、など、食事以外にかけられるお金が少ない、つまり経済的に苦しい状況ということになります。
ここ数年、日本のエンゲル係数は右肩上がりとなっていました。食品の値上がりや、共働き世帯が増えて外食・中食が増えたこと、高齢化が進んだことなどが要因です。
今回、わずかながら上昇に歯止めがかかったのは、スーパーやコンビニなどで、食品の値下げが相次いだためだと考えられています。

浮いた食費はスマホ代に!?
エンゲル係数が減っているはずなのに、お金に余裕ができたと実感する人は、少ないのではないでしょうか? それもそのはず、食費が浮いた分のお金は、スマホ通信料に消えてしまっているからです。総務省の家計調査によると、2017年1~11月の移動電話通信料は平均で1万263円となり、初めて年間平均が1万円を超える見通しとなりました。
とはいえ、生活する以上は最低限度が決まっている食費と違い、スマホ代は、契約内容を見直したり、格安SIMを検討するなど、ちょっとした工夫で支出を減らせます。
あなたのご家庭でも、スーパーの特売を駆使して浮かせた食費が、無意識のうちにスマホ代として消えてしまってはいないでしょうか。食費だけでなく、スマホの使い方も見直せば、さらに家計に余裕ができるかもしれませんよ!
【関連レシピ】もやしチキンナゲット
節約食材といえば、もやしと鶏肉。おかずにおやつに大活躍!

<材料>(2~3人分)
もやし…1袋
とりひき肉…200g
卵…1個
ケチャップソース
・トマトケチャップ…大さじ3
・ウスターソース…大さじ1
・豆板醤(トウバンジャン)…小さじ1/2
・砂糖…小さじ1
・水…大さじ1
カレーマヨソース
・マヨネーズ…大さじ1
・牛乳…大さじ1 1/2
・おろしにんにく…少々
・カレー粉…小さじ1/2
・パン粉、塩、こしょう、小麦粉、サラダ油
<作り方>
1.もやしは目立つひげ根を除く。ボウルにひき肉、卵、パン粉1/2カップ、塩小さじ2/3、こしょう少々を加え、手で粘りが出るまで混ぜる。もやしの水をよくきって加え、手で握ってもやしを折りながら、もやしが細かくなってなじむまでよく混ぜる。9~10等分して俵形に整える。
2.バットに小麦粉適宜を薄く広げ、1をのせて上からも小麦粉を茶こしでふり、全体に薄くまぶす。
3.フライパンに油を2cmほど注ぎ、中温(約170℃)に熱して2を入れ、こんがりと揚げ色がつくまで揚げ焼きにする。皿に盛り、ケチャップソース、カレーマヨソースのそれぞれの材料を混ぜて添える。
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