「恐ろしくうまい…」料理研究家も唖然!生ハムのような“食べる削り節”が話題に
一般的には出汁をとるために使われる乾物類ですが、ネット上では「お酒のおつまみに困ったら煮干しをポリポリ食べちゃう」という声も。最近ではそんな人たちにうってつけな、「食べる乾物類」が注目を集めているようです。
鰹節製造業者の「食べる削り節」が話題
1月29日、料理研究家のリュウジが自身のTwitterで、「なんだこれ、恐ろしく旨い… 酒止まらん…」とツイート。鰹節の製造業者「池田屋」が販売している、「食べる削り節」の画像を投稿しました。
パッケージには「生ハムのようなしっとり柔らかな食感の鰹節です」と記載されており、一般的な鰹節とは一味違う模様。これに他のTwitterユーザーからは、「どんな食感なのかすごい気になる!」「お酒が止まらなくなりそう」「どこで買ったか教えてほしい!」との声が相次ぎ、大反響を呼んでいます。
また食べたことがある人も多いようで、「パルミジャーノチーズと一緒に食べると無限にお酒が飲める」「マヨネーズとあえておにぎりに詰め込むと美味しい」「バターしょうゆと食べる削り節でパスタを作ると危険な食べ物が出来る。マジで箸が止まらない」との声が。そのまま食べるだけでなく、料理としてアレンジを加えても美味しく食べれるようです。
ちなみに「食べる削り節」のアレンジレシピは、「池田屋」の店長が運営しているブログ「だしのある暮らし」でも紹介されています。例えば「食べる削り節のかんたんピザ」は、冷凍チャパティに食べる削り節とチーズをのせて焼くだけの簡単レシピ。冷凍チャパティは一般的なピザの生地でも代用できるほか、「玉ねぎやトマトをのせると更に美味しい」とも紹介されていました。
ミニグラスの中に水菜をしき、その上に食べる削り節とレモンを盛りつけたらおしゃれなオードブルに。ドレッシングなしでも十分美味しいとのことですが、ブログではアイスクリームなどに使う甘口のバルサミコソースが採用されています。
旨味たっぷりの「食べる乾物類」
「食べる削り節」以外にも、一般的には出汁をとるために使う乾物類を「食べる○○」としてアレンジした商品は様々。例えばお茶や乾物類の加工をしている「株式会社 永井」は、小イワシに食べやすく味付けをした「味付食べるにぼし」を販売。こちらもお酒のおつまみに最適な商品となっています。
また料亭などで使われるプロ用ダシ製品を製造してきた「株式会社フタバ」は、「食べる昆布」を開発。北海道産の「真昆布」「がごめ昆布」「ねこあし昆布」を細かく刻み、粘りのある食感に。水でもどしてから「酒蒸し」や「浅漬け」などにアレンジしても美味しく食べれるそうです。
おつまみに困った時は、旨味がたっぷりの乾物類を食べてみていかが?