「ガッツリ食べたい!」家族も満足! 料理研究家・小田真規子先生のとっておきレシピ3品。北斗晶さんも驚いた、塩を減らすだけじゃない「新・健康ワザ」って?

野菜を足して、塩分と野菜のバランスを意識する、ナトカリバランスとは?
小田先生:野菜には「カリウム」という栄養素が含まれています。カリウムには、実は体の中の余分な塩分(ナトリウム)を、体の外に出しやすくする働きがあるんです。
健康のために「塩を減らす」ことが重要なのはもちろんですが、野菜などを積極的にとって、ナトリウムとカリウムのバランスを意識することも大切です。この考え方を「ナトカリバランス」と呼びます。減塩と組み合わせて、無理なく続けられる習慣として、今、注目が集まっているんですよ。
※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを。
※腎臓病の方はカリウムを制限する必要がありますので、必ず主治医にご確認ください。
※ふだんから塩分摂取量に気をつけた食生活を心がけましょう。
北斗さん:へぇ~。塩を減らすだけじゃなく、野菜を足すといいんですね!
小田先生:はい。まずはいつもの料理に野菜を足すことを意識して、手軽に始めてみてください。特に食べ盛りのお子さんなど、食べる量が多いと、どうしても塩分(ナトリウム)を多く摂ってしまいがちなので、減塩を心がけるだけではなく、プラスして意識されるといいと思います。
今回はメイン料理に野菜を足しましたが、副菜に野菜を使って調整 してもいいと思います。さらにみそ汁に野菜を加えたり、豚汁にしたりするといいでしょう。


北斗さん:なるほど! 簡単だし、手間も少なくて続けられそうですね。
今回のレシピポイントは「おいしく野菜を足す」!

小田先生:今回作った3つのレシピのポイントは…

<プルコギの野菜手巻き>プルコギを野菜で巻いて食べることで、カリウムをとり入れられます。カリウムは水溶性で、水にさらすと流れ出やすいので、ゆで野菜より生野菜からとるのがおすすめ。のりもカリウムを多く含みますし、味の満足度も高めてくれます。

<スタミナしょうが焼き>にらはカリウムが多いうえに、軽く火通しするだけで食べられるので調理しやすい野菜です。定番料理にさっと追加すれば、カリウムもスタミナも彩りもプラスしてくれますよ。

<とりチリソースのレタスがけ>レタスは千切りにして、あつあつのソースをかけることで、たくさん食べられるようにしています。トマトはカリウム量をアップさせてくれるうえに、うまみ成分も含まれているんですよ。
小田先生:野菜を取り入れやすくする方法として、朝食など時間がないときは、例えば食塩無添加の野菜100%ジュースなどをプラスして、野菜のカリウムを足すのもアリですよ。簡単なので、毎日無理なく続けられる新しい健康ワザとして、ぜひやってみてください。
北斗さん:え! 実は、毎朝トマトジュースを飲んでるんですよ! 知らないうちに、「ナトカリバランス」を始められてたのかも!? この習慣は続けたほうがよさそうですね!
小田先生:そうですね。考え方を知って意識すると、毎日の中でできることがもっと見つかるかもしれませんね。
* * *
忙しい毎日でも家族の健康を守りたい。そんな私たちにぴったりな新・健康ワザ「ナトカリバランス」。日々の生活に手軽に取り入れられるので、ぜひ試してみてください。
※栄養計算は日本食品標準成分表八訂を基に算出しています。
レシピ考案・調理/小田真規子 撮影/村上未知 スタイリング/中村弘子 文・編集協力/国武和恵
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