あの大手企業も動いた! 成長著しい“食品宅配業界”が戦国時代に突入

#食   
家にいながら買い物ができる宅配サービスが急成長中


今年1月、有機野菜宅配大手の「オイシックスドット大地」はNTTドコモとの業務資本提携と、ドコモの子会社で、同じく有機野菜宅配大手の「らでぃっしゅぼーや」を買収すると発表しました。

ほかの大手企業も食品宅配事業に参入する中、この買収劇によりますます食品小売業界の競争が激化すると予想されています。

提携による狙いとは?


オイシックスドット大地とらでぃっしゅぼーやの提携は、新サービスの開発が狙いです。オイシックスドット大地では、あらかじめ下ごしらえした食材と調味料をセットにした「ミールキット」という商品を販売しています。2017年12月の累計出荷数はなんと800万食。

3年前と比べても、約18倍にまで成長しており、さらなる市場の拡大が見込めます。このミールキットの専用通販サイトを、らでぃっしゅぼーやの協力を受け、年内に立ち上げる予定とのことです。

また、今回の提携により、オイシックスドット大地の売上規模は年間約550億円まで拡大しました。提携先の生産農家も約5100人まで増え、仕入れのネットワークも広がったのです。今後はスケールメリットによる値下げとともに、さらなる商品の安定した自宅へのお届けなども期待できそうですね。

将来は食品もネットで買う時代に!?


【写真】現代人のニーズに合わせて買い物の仕方も変化


スマートフォンやパソコンの普及もあり、近年はインターネットで商品を注文・購入する機会も増えました。それは、食品も例外ではありません。新興勢力として「アマゾンジャパン」も参入し、2017年4月21日から『アマゾンフレッシュ』という宅配サービスを展開しています

それに対抗するように、セブン&アイ・ホールディングスとアスクルも昨年末の2017年11月28日から、生鮮宅配サービス「IYフレッシュ」をスタートしました。今回のオイシックスドット大地によるらでぃっしゅぼーやの買収は、こうした企業の動きに対抗するべく販売網を強化した形とも言えそうですね。

企業の競争が激しくなることで、食品宅配サービスはますます便利になりそうです。近い将来は、スーパーで購入するよりもインターネットで買い物を済ませるのが、当たり前の時代となるかもしれませんね。

コンビーフ肉じゃが


おいしい野菜を手に入れたら、いつもとは違う肉じゃがはいかが?

【関連レシピ】コンビーフ肉じゃが


<材料>(2人分)

コンビーフ缶…1缶(約100g)

じゃがいも…3個

にんじん…1/2本

玉ねぎ…1/4個

さやいんげん…6本

煮汁

 ・しょうゆ…大さじ2

 ・酒、みりん…各大さじ1

 ・砂糖…小さじ2

 ・水…2カップ

・サラダ油

<作り方>

1.じゃがいもは四つ割りにし、約5分水にさらして水をきる。にんじんは1cm厚さの半月切りにし、玉ねぎは1cm幅のくし形切りにする。いんげんは斜め3等分に切る。

2.野菜を炒めて煮汁を入れ、コンビーフは軽くほぐして加える。鍋に油小さじ2を熱し、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを入れ、約2分炒める。煮汁の材料と、コンビーフをほぐして加え、アルミホイルで落としぶたをし、時々混ぜながら、約10分煮る。

3.落としぶたを取り、いんげんを加え、約1分煮る。

この記事に共感したら

Information

【関連レシピ】
コンビーフ肉じゃが


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)