消費者庁が注意喚起した「水素水」、結局のところ効果はあるの? 画像(1/4) 一時期、話題を読んだ水素水ですが…

一時期大きな話題になった水素水ですが、昨年3月に消費者庁が水素水や水素サプリを販売する企業に対し、商品から水素自体が検出されないなどで、再発防止策を求める措置命令を出すとともに、消費者に注意を呼びかけました。

それまで話題となっていた反動か一気に「効果がない」「ただの水」と言った大きなマイナスイメージを持たれるようになってしまいました。

結局のところ、水素水って効果はあるのでしょうか? というか、そもそも水素にはどんな効果があるのでしょうか?

意外に知られていない水素の健康効果

昨年12月に、アンチエイジング美容を行うシロノクリニックが、「水素と活性酸素」について、30代から60代の女性100名にアンケート調査をしたところ、水素自体が身体によいと言われていることは、なんとなく知っているものの、どんな効果を持っているのか正しい知識を持つ女性は約3割のみでした。

消費者庁が注意喚起した「水素水」、結局のところ効果はあるの? 画像(3/4) 【グラフを見る】水素の健康効果について知っている人は意外に少数

また、病気や老化に良くないと認識されている活性酸素が、実は「呼吸をするだけで発生している」ことを知っていた女性は半数以下という結果が。

消費者庁が注意喚起した「水素水」、結局のところ効果はあるの? 画像(6/4)  シロノクリニック「活性酸素に関する調査」より

どうやらイメージが先行し、一部の知識だけが広まった結果、正しい知識が広まっていなかったようです。ここでは、そんな「水素と活性酵素」について学んでいきましょう。

悪玉活性酸素を取り除いてくれる水素

現代の病気である生活習慣病や、美容的な老化現象の原因の9割は、活性酸素によるものと言われています。活性酸素は、呼吸するだけで発生し、ストレスや紫外線、暴飲暴食、喫煙などでも発生します。こうした活性酸素を取り除くことが、アンチエイジング効果につながります。

そして、この活性酸素の除去に非常に役立つのが、水素なのです。水素は、有害な悪玉活性酸素だけを体外へ出すという、ほかの抗酸化物質にはない特性を持っています。

水素のほかの効果としては、抗酸化作用や抗炎症作用、抗アレルギー作用、脂質代謝改善作用などがあります。体での働きや有効性は幅広く、美白や肌荒れ改善、疲労回復、アレルギー疾患、認知症など、多くの疾患に効果があるとされています。

実は摂取方法が問題だった

消費者庁が注意喚起した「水素水」、結局のところ効果はあるの? 画像(10/4) 健康のためにできること。

気体である水素を運ぶための液体が、水素水です。しかし、通常の水素水製品では、フタを開けると水素が抜けてしまいます。水素の効果を得るには、その液体の中にどれだけの水素ガスが含まれているか、それをどうやって体内に運べるかが大きなカギとなるのです。

シロノクリニックでは、水素水より体内に多くの水素を取り込める「高濃度水素点滴」を昨年12月からスタート。点滴していない場合と比べて、なんと500倍の水素を摂取することができるんだそうです。高濃度点滴をした人のなかからは、アトピー性皮膚炎や肥満、肌荒れなどに効果が見られたという声も上がっています。

このほかにも、水素関連の製品やサービスはさまざまな企業が多数展開していますが、安易に飛びつかず、実証結果や評判などの情報をもとに検討しつつ、上手に取り入れるようにしたいですね。