4ステップでOK!「つみたてNISA」で投資デビューしてみよう

#くらし   

実際に投資信託の積立投資を始めるには、専用の口座が必要です。投資を始めるまではわずか 4ステップ! つみたて NISAを例に始め方を見ていきましょう。

STEP1 証券口座を開く 金融機関を決める


つみたてNISAが扱うのは、長期積み立てに適した投資信託だが、金融機関によって取り扱う投信の種類、数が異なる。ネット証券は、月に100円で始められるものなどラインナップが豊富。初めてで不安ならば窓口で申し込みできる金融機関を選ぶと安心。

【編集部のオススメ】

イオン銀行:店舗多数/商品厳選

店頭でもネットでも申し込み可。イオンモールに設置されている店舗は、年中無休、夜9時まで営業している(一部店舗で異なる)。

ゆうちょ銀行:店舗多数/商品厳選

全国にある店舗、郵便局窓口、ネットで、 1000円から申し込み可能。国内外株式、バランス型の厳選された8つの商品を扱っている。

楽天証券:ネット/商品豊富

毎月の積立分を楽天カードから引き落とし可能。さらに春以降は、楽天ポイントを積み立てに充てられるようになる予定。商品数も豊富。

SBI証券:ネット/商品豊富

取り扱う商品数は最多の132本。「SBIマネープラザ」の窓口が全国にあり、対面で相談することもできる。

STEP2 インターネット上で必要事項を入力


ネットの場合、口座開設フォームから証券総合口座(投信口座)とNISA口座を同時に申し込み可能。申込口座として「つみたてNISA(NISA 口座)」にチェック。証券総合口座 は、「一般口座」と「特定口座」の2つがあるが、「特定口座の源泉徴収あり」を選ぼう。

Q 「特定口座」「源泉徴収」って?

A 「特定口座の源泉徴収あり」は利益が出た際の税金を金融機関が代納。確定申告の手間が省ける。つみたてNISAは非課税なので当面は関係ナシ。

Q 預金口座も作るべき?

A 証券会社で口座を開くとすすめられる預金口座は任意。投資資金を新口座に移す必要があるため、給与振込口座から自動引き落としにしたほうが手間が省ける。

インターネットなら口座開設もラクラク


STEP3 自宅に書類が届く。必要書類を同封して提出


申し込みから 1週間前後で(金融機関によって異なる)、申込書類が到着。マイナンバーカードもしくは通知カードのコピー、および運転免許証などの本人確認書類のコピーと併せて、同封の封筒に入れて返送を。これで口座開設完了です!

【画像を見る】ほったらかしでOK!


STEP4 購入したい投資信託を選び、金額を指定。あとはほったらかし!


金融機関からNISA口座開設完了の連絡が来たら積み立てスタート。商品を選び、月ごとの積立金額を指定。指定した銀行口座や証券総合口座から自動で引き落とし&積み立ててくれるのでほったらかしで OK。

Q どうやって商品を探す?

A 金融機関によって商品のラインナップが決まっている。まずはインデックス型に絞り、日本or海外かで選ぶべし。迷ったらサイト内の「人気ランキング」なども参照。

Q 最低限見るべきところは?

A 最初に商品、積立額を決めたら、目の前の値動きに惑わされるべからず。1年に1回ぐらい価格をチェックし、予想以上に値上がりしていたら売るのもアリ。

いかがでしたか? 投資デビューするのは意外にカンタン! “ほったらかし”でOKの積立投資なら、相場の上下を日々チェックして売ったり買ったりする必要ナシ。人生100年といわれる今だからこそ、自分に合ったお金とのつきあい方を考えてみては?

※上記の内容は、投資の参考となる情報提供や解説を目的としており、推奨・勧誘を目的としたものではありません。投資・投資信託は場合によっては元本割れするケースもあり、保証するものではありません。運用は、最終的にはご自身の判断、責任のもとに行なってください。掲載されている情報は特に記載のあるものを除き、2018年2月末時点での内容です。

監修=風呂内亜矢 編集協力=大沢玲子 イラスト=カマタミワ

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Information

教えてくれたのは:風呂内亜矢(ふろうち あや)さん
ファイナンシャルプランナー。投資、節約術など、分かりやすい解説に定評がある。著書に『その節約はキケンです』(祥伝社)、『図解でわかる!確定拠出年金』(秀和システム)など。東京23区の行政サービスを紹介する「ほじょナビ」 運営にも携わる。

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