調理もレクリエーション♪ GWは100均アイテムで燻製にチャレンジ!

アウトドアシーンでよく作られる「燻製料理」は、道具や材料を揃えれば自宅でも調理できます。必要な道具は中華鍋と燻製用のふた、食材を乗せる網の3種類。難しい作業はないので、誰でも簡単に作れるのもうれしいポイントですね。燻製に欠かせない「スモークチップ」は100円ショップで手に入るので、気軽にチャレンジしてみては?
今回は「スモークチキン」をご紹介。今が旬のたけのこを燻製にして、よりおいしい味わいを堪能しましょう。燻製料理を作る際は、煙が多く出るので換気が大切。換気を気にしなくて済むように、カセットコンロを使用して庭などの屋外で調理するのもいいかもしれませんね。
スモークチキン
【材料・作りやすい分量】
とり手羽元 8本、下味(しょうゆ 1/4カップ、酒 大さじ2、砂糖 小さじ1、おろしにんにく 1/2片分)、ゆでたけのこ 100g、塩
【下ごしらえ】
1. <用意するもの>中華鍋:高温でも変形しにくい鉄製の中華鍋を使って。持ち手が鉄製でないものは、加熱中に焦げるおそれがあるのでNG。口径は30cm程度がよい。ふたも口径と同じくらいのものを使う。中華鍋は焦げや煙のにおいがつくので、できれば燻製専用のものを用意するとよい。
2. <用意するもの>焼き網:食材をのせるために使う円形の網。中華鍋の口径より小さいサイズを選んで。口径30cmの中華鍋の場合は、直径約23cmのものが合う。
3. <用意するもの>スモークチップ:香りのよい、木の破片。熱すると煙が出て食材をいぶす。桜、くるみ、ヒッコリーなどさまざまな種類があるが、初心者は、くせのない桜チップがおすすめ。アウトドアグッズ売り場や100円ショップなどで手に入る。

【作り方】
1. 手羽元は下味の材料をからめ、冷蔵庫に入れて一晩おく。ペーパータオルで汁けを拭き、バットに並べ、ラップをかけずに冷蔵庫に入れ、約2時間おいて乾燥させる。
2. ゆでたけのこは、食べやすい大きさに切って塩少々をふる。
3. 焼き始める約30分前に冷蔵庫から取り出し、室温にもどす。中華鍋に焼き網をのせ、並べる。ふたをして弱めの中火にかけ、途中上下を返し、うすく焼き色がつくまで10~15分焼く。
4. 火を止めて手羽元をいったん取り出し、トングで焼き網をはずし、鍋底にある脂をペーパータオルで拭き取る。スモークチップ1/2カップを入れる。
5. アルミホイルをのせ、スモークする際、落ちてくる脂でスモークチップの煙が消えないようにする。口径18cm程度のボウルなどの口にアルミホイルを押し当てて跡をつけ、縁を立ち上げて皿のような形にすると、落ちてくる脂を受け止めやすくなる。
※作業をする際はやけどに注意する。
6. 再び、トングで焼き網をのせ、3を約10分スモークする。茶色く色づいたら火を止めて取り出す。続けて2を約5分スモークする。粗熱をとって器に盛り合わせ、好みでフリルレタス、レモンのくし形切りを添えても。ふたは、ぴったり合うものではなく、周囲に少しすき間があるほうが、程よく空気が入ってスモークチップの煙が消えにくくなる。ふたは、あれば高さのあるものがベスト。
7. 燻製を作るときの注意。燻製は、鍋が高温になるため、安全機能センサーがついたコンロで行なうと、途中で火が消えてしまうこともあります。その場合は、カセットコンロで調理するとよいでしょう。作業中は煙が出るため、必ず換気扇を「強」で回し、窓をあけて充分に換気をしながら行なってください。できれば庭など、屋外での作業をおすすめします。カセットコンロのガスボンベの上部には鍋や鍋の持ち手が来ないように置いてください。鍋や焼き網、ふたは高温になるため、やけどには充分に注意してください。鍋と焼き網の大きさは必ず守ってください。ふたをあける際は、ふたについた脂が鍋の中に入らないように注意してください。
(全量で229Kcal、塩分0.5g)
燻製料理は“風味づけ”して楽しむメニューですが、もともとは保存食として活用されていました。具材を塩漬けにして乾燥させることで、長期間の保存が可能に。また煙でいぶすと、食材の酸化を防げるという特徴もあります。
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