ピリッと辛い「山椒の実」で食欲増進！クックパッドで人気急上昇のキーワード

同じ酢漬けでは「らっきょうの甘酢漬け」も検索頻度が高くなっていました。らっきょうには、ごぼうの8倍もの水溶性食物繊維が含まれています。水溶性食物繊維は文字通り水に溶け出す性質があるので、漬け汁ごと食べたり、残った汁を調味料として使うと、余すことなく栄養を摂ることができます。らっきょうの甘酢漬けは「パリパリ」「純米酢」「黒酢」「氷砂糖」のキーワードと、よく一緒に検索されていました。

「そらまめ」にはミネラルがたっぷり！

この1週間、「そらまめ」も検索頻度が高ったキーワードの1つでした。一緒に検索されていたキーワードは「茹で方」「オーブントースター」「かき揚げ」など。そらまめは、空気に触れるとすぐに鮮度が落ちてしまうため、さやから出したらすぐに火を通すのが、おいしく食べるためのポイントです。

そらまめには、タンパク質やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。特にミネラルが豊富で、鉄分や亜鉛はほうれん草と同じくらい含まれているそうです。ミネラルは体内で生成できず不足しがちなので、そらまめをたっぷり食べて補いましょう。

1年間保存できる「山椒の実の佃煮」

「山椒の実の佃煮」も、検索頻度が高まっていました。山椒は部位によって旬が異なり、花山椒は4～5月、実山椒は6月、粉山椒は10～11月です。今年は例年よりも少し実りが早く、5月中旬頃から実山椒の収穫を始めた所が多かったようです。

よく一緒に検索されていたキーワードは、「じゃこ」「コンブ」「アレンジ」でした。実山椒の旬は短いですが、佃煮にして冷凍しておけば、1年ほど持ちます。ご飯にかけるだけでなく、調味料としても使えて便利です。

山椒に含まれるサンショオールには、胃や腸など内臓器官を活発にする働きがあるそうです。元気がないときでも、独特の香りとピリッとした辛味には、食欲がそそられますね。本格的な暑さで夏バテしがちな時期に備えて、今のうちにたくさん作ってくといいかもしれませんね。

※データはクックパッド社が提供する食の検索データ分析サービス「たべみる」より