大人気ファッションエディターに教わる! クローゼットに「残すべき服」の選び方

#くらし   
三尋木奈保さんにクローゼットに“残すべき服”の選び方を教わる!


パンパンに詰め込まれたクローゼットから、とりあえず服を引っ張り出して、合わせ、何となく似合っていないな、でも、ほかに着たい服はないし …と悩みながら着る。そんなふうに毎朝服を選んでいませんか? 選ぶときも、着ているときも気持ちよくいられたら、今より、もっともっと快適な毎日を送れるはず。さあ、思い立ったが吉日。お気に入りの服だけが揃うクローゼットを、きょうから目指してみませんか?

“残すべき服”の選び方


ファッション業界で働く三尋木奈保さんは、自分の年齢や体形、立場に合う服を厳選しながら、自分らしいおしゃれを満喫。彼女の最新刊『マイベーシックノート 2』(小学館)から、クローゼットを整理する際に参考にしたい配色やアイテムの組み合わせ、着回しのヒントをいただきました!

【おしゃれ迷子の編集M&ライターT的 こんな悩みが解消されます! 】

●服はたくさんあるはずなのに、きょう着たい服がない

●どんな服が自分に似合うのか、分からない

●いざという日のコーディネイトに時間がかかる

●着ていない服なのに、昔高い価格で買ったため手放せない

●ついつい同じような服ばかり買ってしまう

【自分のスタイルを決めると必要な服が見えてくる!】

「いろいろな服を着てたくさん失敗もしましたが、あるとき、よく着る服って実は少ないと気づいたんです」と三尋木さん。「同じグレーでも自分の肌の色となじむトーンがあったり、体形に合う形があったり。“私に合う配色や組み合わせ、着回しはコレ!”と自分の定番を決めておけば、クローゼットの整理に役立ちます。朝、着る服に迷うことも減り、結果的に時短と節約に!」。

自分に似合う定番配色を決める


ベーシックな色の組み合わせは、2色に絞るとおしゃれ感が引き立ちます。「季節ごとに定番の配色をいくつか決めておくと、毎朝の時短にも」。

【三尋木さんはこうして選んでいます!】

POINT 1 :人からほめられたスタイルを中心に

POINT 2 :試着を繰り返し、肌映りを確認する

【三尋木さんの春夏の定番配色 ベージュ×カーキ】

【写真を見る】定番配色は2色に絞るとおしゃれ感アップ。三尋木さんの春夏カラーはベージュ×カーキ


★大人カジュアルを演出するテッパンのアースカラー

ベージュは赤みのない薄めのトーン、カーキはオリーブ色に近い濃いめをセレクト。メリハリがつくので全体がくすまず、リラックス感のあるカジュアルスタイルになります。「バッグやサンダルなどの小物でキャメル色をプラスすれば、女性らしくもなります」。

【三尋木さんの春夏の定番配色 ネイビー×ホワイト】

三尋木さんの春夏定番カラー2は、ネイビー×ホワイト


★清潔感と普遍的な上品さを感じさせる名コンビ

「ネイビーとホワイトは、幼い頃から初夏になると母が着せてくれたなじみ深い配色」と三尋木さん。「ネイビーは品があり、デニムとの濃淡も楽しめます。パキッと冴えたホワイトと合わせて涼しげに。おしゃれ配色の失敗しないコツは、小物も含めて色数を極力絞ること!」。

【どんな流行色でも、似合わない色にはノータッチで OK!】

どんなに流行っていても、自分に似合わない色はノータッチでOK


ファッション誌やショップをにぎわせるきれいな流行カラー。思わず取り入れたくなりますが、1回距離を置くクセをつけてみませんか?「ことしの流行色は、数年先には古い色。トレンドを追うより、今、多く持っている好みのカラーの中で、より肌になじむトーンを見つけるほうが、結果的に出番の多い一枚になりますよ」。

【おしゃれ迷子の私たち、ここがラクになりました!】

編集M:白、黒、グレーの服が多く色の幅を広げなきゃと思っていたけど、多い色=好きで落ち着く色。この配色を極めよう、と前向きに!

ライター T :きれい色は心躍るものの、若者とカブって恥ずかしく、出番激減の経験も。ベーシックを極めるほうが大人のおしゃれだと勇気が湧きました。

なるほど、まずは自分の肌に合う“色”を見つけて、季節ごとの「定番配色」を決めておけば服選びも時短できそうですね。

※『マイベーシックノート』より抜粋。こちらに登場するアイテムは、すべて三尋木さんの私物です。

撮影=嶋野旭、安井宏充、勝岡ももこ(人物) 佐藤彩(静物)

撮影=中田陽子(MAETTICO) ヘア&メイク=chisa(ROI) イラスト=MASAMI 編集協力=田中理恵

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Information

教えてくれたのは:三尋木奈保さん
働く女性に支持される雑誌『Oggi』のファッションエディター。自分に似合う服を追求する“リアルで地に足のついた”おしゃれセンスが誌面で反響を呼び、『レタスクラブ』に初登場。

三尋木奈保さんの服選びにまつわるエッセンスが詰まった本はこちら!
40歳を過ぎた三尋木さんが、“年齢に合った、居心地のいいおしゃれ”を求め、きちんと見える大人のスタイルを提案する『マイベーシックノート 2』1,500円(小学館)。ファッション迷子を救うヒントが満載!


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