掃除中に換気するのはNG!? 清掃のプロが教える“正しい掃除機のかけ方”

#くらし   

今までの掃除は間違いだらけだった!?


6月8日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)には、病院清掃のプロ・松本忠男先生が登場。多くの人が知らない“正しい掃除機のかけ方”を教えてくれました。

まず注目したいのが、掃除機をかけるときのスピード。掃除機を早く動かせばホコリが舞って時間が経つと再び床に降下し、せっかく掃除機をかけた意味がなくなってしまいます。掃除機をかける理想の速度は1メートルにつき5~6秒程度。焦らずゆっくりかけるよう心がけましょう。

また、掃除を始める場所も重要なポイント。部屋の隅から掃除機をかけ始める人が多いですが、実は中央からスタートした方が効率よくホコリを吸うことができます。人や掃除機が動くと、気流の流れでホコリが横に舞い散るそう。せっかく吸ったホコリがまた隅に追いやられてしまうので、隅や壁際は1番最後に掃除するのがおススメですよ。

掃除中は空気の汚れも気になりますが、換気のために窓を開けて掃除するのはNG。舞い上がったホコリが風によって色々なところに散らばってしまいます。空気を入れ替えるなら、ホコリが落ちつく15分後に換気してくださいね。

ネット上では「今までの掃除は間違いだらけだったのか…」「掃除の常識がくつがえされた」など驚きの声が続出。簡単に実践できるので今すぐ始めてみては?

省エネにも効果的な掃除機の使い方


【写真】吸引力を保つためにはどうしたらいい?


最近ではコードレスタイプやサイクロン式などさまざまな種類が販売されている掃除機ですが、高価なものを買うよりまずは使い方をしっかりと押さえておきたいところ。そこでここからは、東京電力エナジーパートナー「TEPCO」の公式ページで紹介されている“使い方のポイント”を紹介していきます。

まず覚えておきたいのは「強」と「弱」の使い分け。フローリングや畳は吸い込みモードを「強」「弱」どちらにしてもほとんど変わりがありません。消費電力量は「弱」で掃除すると「強」で掃除をした場合に比べて約1/3~1/4の省エネになるので、「弱」で掃除するのがおススメです。ただし、じゅうたんを掃除する場合は「強」にした方がベター。ゴミが取れにくく「弱」ではじゅうぶんに吸い込めない可能性があるので、覚えておいてくださいね。

吸引力を弱めないためには、回転ブラシのお手入れが大切。ゴミや糸くずがついていると吸引力が弱くなるので、はさみやピンセットなどで取り除くのがポイントです。また、掃除機にたまったゴミを早めに捨てるのも忘れてはいけません。吸引力だけでなく、省エネにも効果がありますよ。

意外と知らないことが多い“掃除機”にまつわる常識。正しい知識を身につけて、お部屋を清潔に保ちましょう。

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