キュウリでもナスでもない! 「ズッキーニ」ってあの野菜の仲間だったの⁉【クックパッド】

玉ねぎには、血液をサラサラにする効果や、新陳代謝を活発にする作用があるといわれています。たっぷりのたまねぎを使った玉ねぎ焼きは、健康にも良さそうですね！

「モロッコいんげん」の名前の由来は？

検索頻度が高かった2つ目のキーワードは「モロッコいんげん」でした。モロッコいんげんとは、ヒラサヤインゲンの一種。さやが平べったい形をしていて、14cmほどの長さがある、大きなインゲン豆です。「豚」「茹でる」「炒めもの」「卵」などのキーワードと一緒によく検索されていました。

そんなモロッコいんげんの名前は、「品種名」ではなく「商品名」ということを知っていましたか？ 発売当時に流行っていたモロッコが舞台の映画「カサブランカ」などに影響を受け、名付けられたのだそうです。ちょっと変わった名前の食材は、こんな風に思いがけない由来の発見が見つかるかもしれませんね。

夏に嬉しい栄養たっぷりの「ズッキーニ」

6～8月が旬の「ズッキーニ」も、検索頻度が高まっていました。ズッキーニは大きなキュウリのような見た目で、食感はナスに似ています。それだけに、ズッキーニはキュウリかナス、どちらかの仲間だと思っている人が多いのではないでしょうか？でも、意外なことに、そのどちらでもなく、実はカボチャの一種なんだそうです。

一緒に検索されていたキーワードは「豚」「なす」「じゃがいも」「チーズ」「トマト」でした。ズッキーニは低カロリーで、βカロテンやビタミンK、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどの栄養素が豊富です。βカロテンは油に溶けやすい性質があるので、炒め物やマリネなど、油と一緒に食べる料理がオススメです。

夏は暑さで食欲が落ちやすいうえに、汗と一緒にビタミンやミネラルを失いがちです。夏野菜には、ビタミンやミネラル、水分をたっぷり含んだものが多く、内側から体を冷やす効能があります。季節の野菜をたくさん食べて夏バテを防ぎ、元気に夏を乗り越えましょう！

※データはクックパッド社が提供する食の検索データ分析サービス「たべみる」より