日本人が発症しやすい「浮き指」は頭痛・肩こり・腰痛の原因に!?

体に悪影響を与える「浮き指」とは?


足の指が地面にキチンと着いていない「浮き指」という症状をご存知でしょうか。普段はあまり注目されないパーツですが、足の指に異変があると人体に様々な影響が現れてしまいます。

腰痛やひざの痛みを引き起こす「浮き指」


今年7月放送の「ガッテン!」(NHK)では、桜美林大学教授・阿久根英昭先生が「浮き指」に関するレクチャーをしてくれました。

10万人以上の足型をとってきたという阿久根先生は、「足の指が1本以上浮いている人は男性の6割、女性の8割にも上る」とコメント。さらに、「足の指が正常な人と比べて浮き指の人は体に不調が起こりやすい」という驚きの調査結果を公表しています。

足の指に体重が上手く乗っていないと重心が後ろ側に移動するため、人体はバランスを保とうとして上半身を前に傾けがち。すると猫背のような姿勢になり、頭の重さを支えるために首から腰にかけての筋肉に余計な負担がかかります。結果として頭痛や肩こり、腰痛の原因となってしまうよう。

司会の立川志の輔さんは足の指が問題となって腰痛を引き起こすと聞き、「また新しい腰痛の原因が出た!」と思わずゲンナリ。視聴者からも「足の指の形から腰痛が起きるとか、想像すらしてなかったわ…」「腰を痛めた経験があるけど、ひょっとしたら足の指が原因だったのかな」といった反響の声が上がっていました。

「浮き指」になる原因の1つと考えられているのが「靴のサイズ」。大きい靴を履くと脱げないように指を反らすため、浮き指が起こりやすい状態になります。そのため靴のサイズは、踵とつま先のスペースを合わせて1~1.5cmの余裕がある大きさを選ぶのがベター。紐靴の場合は、毎回紐をしっかりと結んでおきましょう。

屋内で靴を脱ぐ習慣があるためか、「日本人は着脱しやすい大き目な靴を選ぶ人が多い」とも言われています。心当たりのある人は、一度自分の靴をチェックした方が良いかもしれません。

「浮き指」の改善効果があるエクササイズ


【写真】身近なアイテムでできる「浮き指」対策


続いて、「浮き指」を解消するための運動をご紹介。以前放送された「その原因、Xにあり!」(フジテレビ系)では、タオルと椅子があればできる驚きのエクササイズが登場しました。

番組に登場したのは、「足指引き寄せエクササイズ」と呼ばれる運動法。まずはタオルを縦に伸ばして、椅子の下にセットします。続いて上半身をリラックスさせた状態で椅子に腰かけ、タオルの端に両足を乗せれば準備完了。ジャンケンの「パー」と「グー」を繰り返すイメージで、足の指を開いて閉じる動作を2分間繰り返していきましょう。

エクササイズが正しくできていれば、指に引っ張られたタオルがだんだん近づいてきます。朝晩に2回ずつ行うだけでも「浮き指」の改善効果はバッチリ。気軽にトライできるのが魅力の運動法なので、スキマ時間を利用してチャレンジしてみては?

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